デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

楼門から本堂へ

2024年10月21日 | 寺社 仏閣
富士山本宮浅間大社の創建はかなり古く、日本武尊命が東征のおりここ静岡で火攻めにあって草薙の剣で薙ぎ払い、ここに祈念して難を逃れたというから、古事記、日本書紀の頃のようです。たしか火攻めから焼津の地名ができたとか、子供のころ読んだ絵本を思い出しました。でも今の社殿は徳川家康によって造営されました。

楼門



鉾立石
日本武尊が鉾を立てかけた石だそうです



掛かる巨大な絵馬には



皇后陛下の御歌が



拝殿と奥に見える本殿



立派な拝殿



朱色がまぶしい



木を囲んで絵馬が掛かる



富士山が描かれた絵馬



井戸かな?と思ったら



手水舎?こんなところに



富士みくじからも雨が滴ります





富士山本宮浅間大社

2024年10月20日 | 寺社 仏閣
さて次なる目的地、富士山本宮浅間大社へ。ここは全国1300余りの浅間神社の総本宮で、富士山の噴火を鎮めるため浅間大神を富士山麓に祀った事から始まったそうです。ここで興味深い話をひとつ、浅間大神ってもとは長野県の浅間山のことらしく、昔の人は噴火する山はすべて浅間山と思っていたのか、それとも噴火する富士山に、噴火には噴火をということで浅間山を立ち向かわせて鎮めようとしたのでしょうか。それが全国の神社の名前になっちゃうんですから面白いものです。

世界遺産センターにあったのが
一之鳥居だから、これは二之鳥居か



富士山特産品振興協会 ここずらよ



富士宮という地名の由来もこの神社です
晴れてたら後ろに雄大な富士が見えたのに



石畳の先に三之鳥居が見えてきた



立派な石灯篭が並ぶ



年季の入った狛犬も気になるけど



流鏑馬?



源頼朝がここに奉納したそうです
毎年5月に流鏑馬祭りが



馬の顔が面白くてもう一枚



楼門前の鏡池
その透き通った水面は鏡のよう



ここも富士山の湧水
忍野八海と同じくらい澄んでいます



続きはまた明日




8月の風物詩

2024年09月22日 | 寺社 仏閣
清水寺の写真の中になにやら見慣れぬものがある。それは開山堂の外側と、本堂へ続く回廊につるされた南部風鈴。今まで見たことがないなあ。夏だからかなあ、それにしてもなぜ岩手の南部風鈴が・・・。

三重塔をスタート



朱色の柱に



南部風鈴が並ぶ



まぎれもなく岩手県産



なぜをネットで探してみると、話は坂上田村麻呂まで遡る。清水寺を創建した坂上田村麻呂が蝦夷征伐で岩手県に出かけたとき、敵の阿弖流為と強い友情で結ばれたことにちなんで、毎年8月に岩手から送られた南部風鈴を飾るようになったとのことでした。やや強引な理由だけど・・・。

そして本堂に続く



回廊にも南部風鈴が揺れる



金属ならではの



高い音を響かせて



その先には提灯が



横には防火用の水



8月の清水寺は暑いけど



訪れる人は途絶えません



清水からの眺め

2024年09月21日 | 寺社 仏閣
今日も娘にもらった京都の写真、暑い盛りに清水寺に行ってきたようです。私が前回行ったときにはちょうど改修中。足場が組んであって、少し興醒めしたことを思い出しました。

改修も終えて、
また観光客を集める舞台



改修中は舞台の足が見えませんでした



舞台のある本堂は国宝です



それでは舞台へ



最初に目に留まるのが
正面に建つ子安塔



望遠レンズも持って行ったようです





おそらく本堂の鬼瓦



左側には阿弥陀堂



下には音羽の滝が



京都の街も一望 京都タワー



もちろん夏の青い空も




菩提寺探し

2024年07月13日 | 寺社 仏閣
ぽせいどん様、コメントありがとうございます。相変わらず花の名前には疎くて申し訳ありません。これからもご教授よろしくお願い致します。

昨日の花多いお寺は天台宗の古刹、樹光山浄土院常楽寺。実は私が天空の塔に昇った2週間後、父が天国に旅立ちました。理解深き父だったので悲しみも一入だったのですが、長男なので悲しんでばかりいられません。葬儀の手配、各方面への連絡、役所への諸届け・・・。

いちばん時間を費やしたのが菩提寺探し。父の代で東京に出てきたため都内に墓は持ってなく、高齢の母のことを考えるとお墓は近い方がいい。ネットにもいろいろ出てくるけれど、これだけは現地を確認しないと、市内のお寺をいろいろと回り、目星を付けたのがここ常楽寺です。

山門は立派な仁王門



傍らに微笑ましい石像



境内に車で入れます



入り口にはお地蔵さんが並び



天台宗の伝教大師、最澄



手水舎の裏側は



大賀ハスが群生



水紋に花びらが浮かぶ



四天王に護られた





観音堂



縁下にも地蔵様が並ぶ



そして本堂前には



菩薩像に囲まれた伝教大師



大師のお言葉もありました
「一身弁じ難く、衆力成し易し」



その横に花が咲いていました



墓区画をみるために裏手にまわると



石造りの五重塔



水場には虹が浮かぶ



本堂裏の墓区画から



檀家になる手続きをしないと
父も気に入ってくれることでしょう


石碑の多い寺

2024年06月26日 | 寺社 仏閣
アナザンスター様、コメントありがとうございます。累計リアクション数が偶然一致したのですか。私の方からはリアクション数が見えないので、よくわかりませんでした。すみません。

さて隅田川の土手沿いに向島目指して進むと、なにやら大きな石碑に出会いました。中を覗くと他にも石碑がズラリ、でもまた裏口なのか、お寺の名前はわかりません。

裏口右手に大きな出羽三山の碑



右手には三味線方
初代鶴澤清六の碑



実業家 成島柳北の碑



少し奥に石造庚申塔



スカイツリーをバックに
山村一蔵先生の碑



隣は松尾芭蕉「いざさらば」の句碑



ここに小さな井戸がある
長命水?ここが長命寺か



飲めば長生きするかも
でも水は出ていない



葉影揺れる五狂歌師の狂歌碑



我興乃蘇鉄の碑



竹の中に南無阿弥陀仏
鏑木渓庵之碑



ご当地出身 木の実ナナの碑も



他にも多くの碑があって、その数は60以上。とても撮り切れませんでした。長命水の霊験あらたかなのか、人気があったのか。外に出ると正岡子規仮寓の地、やはり人気があったのでしょう。



人気のわけはまた明日。


楠公さん

2024年05月17日 | 寺社 仏閣
湊川神社の主祭神は南北朝時代の名将楠木正成。後醍醐天皇につかえて足利尊氏と戦い、ここ湊川の戦いに破れ、殉節を遂げたそうです。そして没後500年、その忠義心、勤皇が称えられ、明治になってからここに神社ができました。



ここが殉節地







ここが墓所
嗚呼忠臣楠子之墓



大河ドラマ署名活動実施中



そしてこの千本鳥居が



楠木ならぬ楠本稲荷
実は本社より旧い



神の使い おキツネ様



正成とは関係ないようです
朱が眩しい





道真を祀った天満神社



南朝を正統とした水戸光圀



日本最古のオリーブの樹など
見どころ盛りだくさん



室町時代には朝敵とされた正成も、正親町天皇から勅免が出され、江戸時代になって水戸光圀公に崇められ、幕末には維新の志士たちの理想となりました。地元の人たちは親しみ込めて楠公さんと呼ぶそうです。

西門を出ると



楠公会館







湊川神社

2024年05月16日 | 寺社 仏閣
元町商店街を西進し、神戸駅に出た一番の理由は湊川神社。有名な生田神社には何度も行ったことがありますが、ここは初めての訪問です。三宮と神戸の駅周辺の賑わいに比例して、平日なら比較的空いているという娘の助言もあり、行ってみることにしました。



立派な表神門



大鳥居 続く灯篭



お百度石もありました



広い本堂前



ここにもありました
絵馬風電子案内板



手水舎は竹筒を通って



滴るところに文字が見える



八棟造りの本社社殿



青銅製の



狛犬が吠える



社殿の中を見ると



豪華絢爛 天井画



裏にまわると小さな手水舎



柄杓と水桶も



灘の銘酒も並び



珍しい親子さざれ石



明日に続きます



祇園さん

2024年04月29日 | 寺社 仏閣
のんびり回ってきた京都散策、最初に訪れた寺社は祇園さんこと八坂神社です。全国にある約2,300社の八坂神社の総本社で、京都一の繁華街、祇園四条の東に位置し、いにしえの平安遷都から京都の街を見守ってきた社です。

祇園交差点を渡って



境内最古の建造物、西楼門から



最近よく見る電子案内板
神社ナビタ



梅の花咲く頃でした



祇園造の本殿へ





参拝の列が絶えません



祇園祭の神輿が奉安される舞殿



祇園神水



女性に人気の美容水



時計塔を見上げると薙刀の先?
まずい、もう4時になる




お初天神

2024年04月08日 | 寺社 仏閣
淀屋橋のレトロ感に満足して大阪梅田に向かう途中、ちょっと寄り道。そこは近松門左衛門の「曾根崎心中」で有名な露天神社、通称「お初天神」です。純愛を貫いて心中した徳兵衛とお初、まるで和製ロミオとジュリエット、どこの国でも悲恋は物語になりますからねえ。

お初天神商店街の途中



ここが露天神社 間口は狭いが・・・



境内は思ったより広い



創建は701年
名前の由来となった露の井



これが本堂



左近の桜ほころぶ頃でした



本堂より人気があるのが恋人の聖地
恋の手本となりにけり





水に濡らすと文字が浮き出る恋みくじ
どの水を選ぶかで結果が違う?

カラフルなガマガエル



花に囲まれたカエル



玉を転がす龍



奥にはブロンズ像もありました



玉津稲荷にも



お初と徳兵衛



恋愛成就の絵馬が掛かります



純愛は真似てもいいけど
心中は真似しないで欲しいものです