デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

CLASSIC CHROME

2019年01月31日 | レトロ 懐かしい風景
今日はX-T10のフィルター、クラシッククロームの写真、とちょっとその前に、昨日の星の写真がなんにも見えないという声が多かったので、RAWからさらに明るく現像し直してみました。ちなみに昨日の写真は同時記録JPEGです。これで見えるかなあ、やっぱり露光30秒じゃ短かったかな。では星の数が多かった3枚だけ。







これでも見えないでしょうか?またそのうち露光伸ばして撮ってきますね。では今日の話、クラシッククロームはフィルムシミュレーションですが該当するフィルムはなく、銀塩時代の紙焼きの色に近づけたそうです。彩度は低いけど深い色でおそらくフィルムの頃は一番よくある「写真」のようです。そこで色に時代を合わせるために、高円寺のガード下に行ってきました。







なかなか荒れてますね





まだ昼だからかシャッター商店街が続きます







何もないところですね



でもこのフィルターには合いますね



富士フィルム X-T10
 




冴ゆる空より

2019年01月30日 | 空 天体
昨日の星写真に感化され、早速私には珍しく三脚を持って星空試し撮りに行ってきました。ただ近所だと地上が明る過ぎるので、車を飛ばして多摩丘陵山中まで行ってきました。農道を街灯が切れるところまで進んで車を停めました。カメラは昨日と同じX-T10ですが、今日はちゃんと三脚立てて、ISOは最低の200、レリーズはまだ持ってないのでセルフタイマー10秒にセットして、フォーカスは無望遠、露光時間は寒いから30秒。果たして結果は。

木枯らしとだえて



冴ゆる空より


地上に降りしく


北斗七星が見えますか?


天空には高圧線 残念


こんなところです。ライトが無いと真っ暗


帰り際、車のライトに野生動物の眼が反射して、猫かと思ってそろそろと近づくと、尻尾も太くて、目の周りも黒い、狸だ。慌てて車のライトを向けて、カメラに収めようとしましたが、狸が上手、逃げられました。残念。



やっぱりISOが低いとノイズは少ないけど、受光量の増幅が少ないのか、都心より明らかに星の数は多いのですが目立たないですね。スマホの方は昨日より見辛いかも、パソコンかタブレットで見てくださいね。

富士フイルム X-T10



高感度撮影論

2019年01月29日 | 夜景 イルミネーション
昨日の続き、今日はISO2000~3200の写真です。でもいつもの悪い癖で、高感度撮影に疑問がふつふつと沸いてきて。フィルムカメラはほとんど使っていなかった私でも普通のフィルムが100で、暗いところでフラッシュ無しのときにASA400で撮るくらいは知ってました。まずASAってISOと同じ?でもフィルムは高くて買わなかったけど1600ぐらいまで、でもデジタルはたしかソニーだったと思いますがISO409600!実にASA400のフィルムの1000倍の高感度なの?

もうひとつはノイズ、高感度フィルムは粒子が粗いから画がザラザラする、デジタルはひとつの画素の受光量を増幅させる、まったく原理は違うのに結果はやはりザラザラするのはなぜ?ノイズリダクションの強弱があるのはなぜ?強がいいに決まってないの?疑問は尽きません。とりあえず写真をご覧いただきましょう。

まずはISO2000 1/30秒です


ここは暗かったけどISO2500 これも1/30秒


ここからあとの写真は全てISO3200、少し暗いとすぐこの感度になります。X-T10は標準で6400まであったはずですが、フルオート、上限無しでも1枚もISO6400になることはありません。やはり画質とブレはトレードオフということでしょうか。

中野駅前 1/18秒


1/13秒 広角端です


井の頭公園池周辺 ここは暗い

望遠端 1/14秒です


広角端 1/26秒 
レンズ明るくなってSSは速くなりました


池に映る光 1/8秒


1/10秒


井の頭公園駅周辺

1/10秒


1/20秒


1/14秒


最後は少しチャレンジ。星空を撮ってみました。またスマホの方には見えないかもしれませんがパソコンで見てくださいね。すべて広角端開放、シャッタースピードは1/4秒。パソコンで見る限りではブレてないと思うのですが。





オリオン座が見えますか?


手持ちで星が撮れるなんてなかなか高感度撮影も奥が深いですね。ISO3200までならノイズとやらは私は気になりません。余談ですけどネットで「富士フィルム 高感度」で検索するとX-Rayの記事が多々出てくるんですよ。もしかしたら富士のXシリーズの語源はX線なのではないでしょうか。

富士フイルム X-T10













ISO400~1600

2019年01月28日 | 夜景 イルミネーション
今日はX-T10で初の夜景撮影、中野駅周辺、吉祥寺駅周辺で撮ってきました。冬は寒いけど空気も澄んで夜景撮影には絶好の季節です。イルミネーションっぽいのも冬の方が多いしね。昔から富士のセンサーは高感度には定評があって、このX-Trans CMOS IIはISO3200ぐらいまで常用できるというフレーズをよく見かけます。でも等倍切り出しなんてしないので、手持ちでブレなきゃいいんですけど。今日の写真は試しなので全てカメラ任せ、SSもISOもフルオートで撮ってみました。
だから掲載するのもISO順、絞りは全て開放、SSも載せときますね。

まずはISO400になった4枚から、そのうち3枚は望遠端です。ズームしたほうが感度が下がる?

この1枚が広角単 1/45


望遠端

1/56


1/50


1/160


選ばれることが1番多かったISO800 まずは広角端f2.8

1/15




1/30


1/40


1/50


1/90


望遠端
1/42


1/50


ISO1000
1/15


1/30


何故か1枚しかなかったISO1600


こうしてみるとなるべくISO感度を低く抑えられるようになっているみたいですね。常用、常用。明日はISO3200です。

富士フイルム X-T10



フィルムシミュレーション

2019年01月27日 | デジカメ紹介
富士フイルムのデジカメには、他社には絶対真似のできないフィルムシミュレーションというモードがあります。フィルムメーカーならではのフィルム名をつけて、そのフィルムの色再現を模したフィルターです。もちろんコニカやコダックにもできそうですが、もうデジカメ作ってないしね。でもデジカメしか使ったことがない私にはフィルムの名前を言われても響きません。フィルムを使われる方は名前でイメージが浮かぶのでしょう。

Provia(標準)


Astia(ソフト)


Velvia(ビビッド)


う~ん普通にソフトとかビビッドって言ってもらったほうが判りやすいかも。それに標準、スタンダードにも名前があるなんてすごいですね。これからいろいろと試していこうという中で、今日は違いがわかりやすいVelvia、Astia、そしてクラッシッククロームを試してみました。

まずは花 これはVelviaがいいかな






小さな神社 これはクラシッククローム






夕焼け これもクラシッククロームで






最後はこんなところは効果ない例






これはフィルムシミュレーションブラケットで撮っているんですが、これにもちょっとびっくり。GRやオリンパス、パナソニックもキヤノンも、フィルターブラケットモードのシャッターは1回。あとはカメラの中で加工するのですが、このカメラはシャッターが3回切れます。最初は知らないで3枚目がブレブレ、フィルムから撮り続けている先輩諸氏には失笑を買いそうな話ですけど。

富士フイルム X-T10

逆光に映える

2019年01月26日 | 冬の花
昨日の続きです。梅がもうこんなに咲いてるということは、もうあっちはやばいかもと思い、X-T10持って別の公園に走りました。あっちというのはこの季節欠かせない蝋梅です。もう枯れかけてるかな、花びらの先が茶色くなるとあんまり美しくないんだよな、などと考えながら急ぎました。着いてみると下の方は少し枯れかけてるけど、上の方はまだきれい、よかった、間に合った。





このXFレンズは思ったより寄れるし、開放F値も低いので、少し絞りを開けて明るめに撮ってみました





日もかなり傾いて低い角度から日が射して、蝋梅って花びらが半透明で、艶もあって、けっこう逆光でも映えますよね。明るめ、寄れるミラーレスなので、逆光に思い切り飛ばして撮ってみました。



















とりあえず間に合ってよかったけど、いつ見ても不思議な花です。

富士フイルム X-T10

紅梅と寒椿

2019年01月25日 | 冬の花
早速X-T10の試し撮り、いつもの小川のほとりに行ってきました。でも何も咲いていないだろうな、水仙でも咲いてないかな、と思いきや、このところの暖かい日射しで紅梅がすでに七分咲き。こいつはラッキー。





意外と寄れるこのレンズで近接撮影を試みます




高いところにしか咲いてないので豆粒みたい




いちばん低いところでもこれぐらい




どのくらい寄れるかを確かめたかったのですが、これじゃ無理そうなので初紅梅はこのへんにして、寒椿の垣根に向かいました。このXF18-55レンズは、開放F値2.8で広角27mmから中望遠84mmまでをカバーします。最短撮影距離はW端で30cm、T端で40cmと標準ズームにしては寄れるほうだと思います。寒椿でそのあたりを試してきました。

ちょっと明るすぎ T端F4


少し絞ってF5,6


だいぶイメージに近づいてきました


富士は空の青と葉の緑には定評があります


富士フィルムのXシリーズレンズラインナップは半数以上が単焦点。このレンズもなかなかいいとは思いますが、やっぱり単焦点レンズが欲しくなりますねえ。

富士フィルム X-T10




ニューフェイス

2019年01月24日 | RICOH
このところ富士フィルムのカメラ、コンデジはよく使っているのにミラーレスの出番がない。X-M1はコンパクトでいいけどファインダーが無い、X-E1はファインダーあるけど嵩張る、レンズがキットレンズしかない、あたりが理由でしょうか。

そんな悩みを一度に解消してくれたのが、今回手に入れたニューフェイス、2015年発売のX-T10です。X-M1、X-E1、XCレンズは手放しましたが、シーズンオフの戦力増強トレードだと思えば。本当はX-T1も狙ってたんだけど、やはりでかい、高い。連写と防塵防滴はあきらめて、でも画質、機能は遜色ないので、大きさ、軽さで選びました。ではいつものように開封の儀、カメラはGRDⅣです。

もちろん箱付き


XFレンズキット




ボディもきれいかな?




軍艦部 ダイヤルも充実






フォーカスも独立レバー


やっぱりレンズの方が大きそう




X-T1に無いフラッシュも内臓


X100のお下がりのストラップを付けました


記念すべき最初の1枚はGRDⅣ


フォーカスもまあまあ速いし、レンズも良さそう、早速撮りにいった写真は明日から。

新宿急ぎ撮り

2019年01月23日 | 都内散策
今日は新宿歌舞伎町で取引先とちょっと遅めの新年会。新宿三井ビルで最後の仕事を終えるとあと15分、景気のいい頃ならタクシーでも拾うのですが、いまやそんなご時世でもなし、小走りで向かうことにしました。

青梅街道側の出口から出ると


向かい側はアイランドタワー 
有名なLOVEのモニュメントも


振り返ると三井ビル 夜なお黒い


右前方にコクーンタワー


ビルの間を


走り抜け


損保ビルの湾曲が目に留まり


真下からもう1枚


「君の名は」の舞台 新都心歩道橋から


高層ビル街に別れを告げて


ようやくぺぺが見えてきました


レンズがタイヤのバスも息が長いですね


交差点を渡って


大ガードをくぐると


日本一の繁華街


不夜城にとってはまだ宵の口


結局到着したのは一番最後、写真なんか撮ってないでさっさと行けよという意見もございましょうが性分なもので。取引先のやつらがこのブログ見ないことを祈ります。

富士フイルム XQ1





ソニー考

2019年01月22日 | デジカメ紹介
今日はちょっと昔話にお付き合いください。私は学生時代から娘が2歳になるまでの10数年間、ずっとSONYのハンディカムを使って動画を撮っていました。スキーも動画、野球もゴルフも動画、娘の成長も動画、といった具合です。やはり現像に出さなきゃならないフィルムと違って、家で簡単に再生できる、ダビング、重ね撮りも容易、今のデジカメにできることを早々実現していたからです。

そしてデジカメが台頭し、ムービーと同じようなことができるようになり、私も自然と流れのまま動画から静止画に移行しました。ずっとソニー派だった私も最初に吟味したのはソニーのデジカメ、でも色調が寒色系だったこと、メモリースティックしか使えなかったこと、VAIOのオプションみたいだったことから、デジカメはソニーは無いわという結論に至り、それまで好きだった反動から嫌いに変わりました。正直キヤノン、ニコンの方がよかったですから。

今日の写真のハードルを上げる与太話にお付き合い頂きありがとうございます。でもね、このF828だけは別格、欠点という欠点が見当たらず、唯一の欠点は高くて買えなかったことぐらい。CFは使えるは、スイバルだは、ボディもカメラ色してるは、レンズはいいはと、ほんとにソニー製と疑うくらいのカメラでした。

前置きがとてつもなく長くなりましたが、F828試し撮り in ピューロランドをご覧ください。

まずはビルで歪みの検証から




広角レンズとして優秀な方だと思います

続いて色合い


寒色は微塵も感じません

次はテレ端






よく解像されています





空の色がきれいですね

窓に映ったものでもAF速い


W端のボケ これはRX100の方がいいかなあ


まだコニカ、ミノルタの血が入る前なのに、なかなかいいカメラ作るじゃありませんか。明るいところなら今でも立派に通用します。あっもうひとつ欠点がありました。重い・・・

DSC-F828