Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

虚刀流・零の構え「無花果(いちじく)」

2015-09-30 14:39:13 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

5年ほど前に放映されていたアニメ『刀語(かたながたり)』の
第4話に、こんなシーンがあります。

主人公の姉・鑢七実が、
敵・真庭蝶々から「構えろ」と言われて、
「何かあるたびにいちいち構えるだなんて、その分だけ動作が遅れるじゃありませんか。」
と答えるのです。

これを聞いて、
「右左折直前での逆ハンドル」を連想してしまったのは、
やっぱり職業柄なのでしょう。

そう。
ハンドルを左に切り始める直前に「右」に、
逆に、ハンドルを右に切り始める直前に「左」に、
一瞬ハンドルを傾けてしまう人は多いですね。

もしかしたら、内輪差を気にしてそうしているのかも知れませんが、
内輪差に関しては、逆ハンドルは、あまり効果がありませんよ。

と言うのも、
後輪は前輪より遅れて動くため(だからこそ内輪差が生じるのですが)、
曲がるのと反対側に車体が一瞬向いたとしても、
肝心の後輪は、思った(願った)ほど動いてくれないのです。

それどころか、反対側に車体を向けることで、
自車を追い越そうとしてくる後続車(特に二輪車)に接触してしまう
危険性すら孕んでいます。
言ってみれば
「確認していない側に車体を向ける」のと同じですからね。

予め構えない「虚刀流・零の構え『無花果(いちじく)』」(と呼ぶのだそうです)、
運転技能の参考にもなりそうです。

ちなみに、この七実お姉ちゃん、
「1回見れば大抵のことは覚えられます。2回見れば盤石。」
なんて、すごい科白も言ってのけます。
これまた、商売上、うらやましく思いながら観てました。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする