
バイクは、
横に進路を変えるのは、そんなに得意ではありません。
ちょこまか動きながら走っているように見えますが、
それは、お互いが走っている状態でそう見える、
一種の錯覚です。
二輪ライダーなら常識ですが、
バイクは、車体を傾けて進路を変えます。
ハンドルをクイッと曲げるわけではないので、
進路を右や左に移すのには、
意外に、距離を要するのです。
スピードを落とせば横移動に要する距離は短くて済む理屈ですけど、
バイクは下手な急ブレーキを掛けると転倒してしまうため、
ブレーキを躊躇する傾向にあります。
加えて、二輪ライダーの意識(あるいは“気性”というべきか)の中で、
「減速する」という選択肢が思いつかない人も多いように思えます。
そもそも“停まったらこける”のは二輪車の宿命なので、
「できれば減速したくない」という気持ちもあるのでしょう。
四輪ドライバーとしても、
バイクはこういう特性を持ち合わせていることを承知しておき、
近くを走るときには、ぜひ配慮してあげたいものです。
もっとも、それより先に、二輪ライダー自身が、
こういった危険を認識したうえで走るべきなのは言うまでもありませんけどね。
※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
↓
人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)