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交差点を曲がった直後に右折するときは
(試験においては「曲がったらすぐに右折」と指示されたら)、
ハンドルを戻しながら、すぐに右に寄せて行ってください。
この「右に寄せる」は、
複数の通行帯がある道路では、
「一番右の通行帯(片側2車線の道路なら第2車線)」
と読み換えることができます。
つまり、通常なら、
左折はもとより、右折の場合でも、
曲がった後は第1車線(一番左の通行帯)を走るのが基本ですが、
すぐに右折することが分かっているのなら、
「いったん第1車線に向かった後、右側車線に移る」をやらずに、
初めから第2車線を選んで進んでも良いということです。
警察庁が公開している『採点基準』によれば、
路上で「概ね500m以内」、所内で「概ね50m以内」に右折する場合には
このやり方が許されています。
試験官から「すぐにまた右に曲がる」と案内されたら、
迷わず、右の通行帯に向かって行きましょう。
とは言っても、
「第1車線に向かってはいけない」ということでもないのですよ。
それだと、右折の30m手前までに右に寄せるため
短い距離で進路変更するのに苦労する、というだけの話ですから。
「すぐに右折するのに左車線に入ってしまった!」ということに慌てて、
確認なしでハンドルを取ったり、車体をふらつかせたりしないでくださいね。
まず速度を落として、周囲の安全を確認し、
落ち着いて進路変更の手順を踏まえながら右車線に移って行きましょう。
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