Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

サイドブレーキを強く掛けようとして却って甘くなるのはなぜ?

2016-05-24 14:19:21 | Weblog

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特に坂道発進の場面で顕著ですが、
サイドブレーキを、
「ジャッ」と雑に引く人がいます。
おそらく「強く掛けたい」と思ってそうするのでしょうが、
それだと、却ってブレーキが甘くなってしまうことがありますよ。
「強く掛けたいのに甘くなる」というのが
ピンと来ない人も多そうなので、ちょっと解説してみます。

※ここでは手でレバーを引くタイプのサイドブレーキで説明しますが、
 足でペダルを踏み込むタイプでも同じ理屈です。

サイドブレーキのレバーには
「引きシロ」(=持ち上げられる限界)というのがあって、
これを目いっぱい使うことで強いブレーキが得られます。
しかし、レバーを「ジャッ」と引く人は、
この引きシロが分からずに、限界まで持ち上げられないことがあるのです。
あるいは、「限界以上に持ち上げたら壊れてしまう」という心理が
潜在的・顕在的に働いているのかも知れません。

サイドブレーキは、
強く掛けたいからこそ
「カチカチ」と音を確認しながら、
限界までしっかり持ち上げてください。
そうしたところで時間にして1秒も違うわけでなし、
坂道発進でだって慌てる必要はありませんよ。


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