アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

ホントにありそうな、怖いはなし…

2009-11-22 10:57:53 | Weblog
スタイル・アップ レッスンレギュラーメンバーのみなさんやバレエクラスメンバーのみなさん、ジュニア・バレエクラス生徒のママたちには、Good looking bodyでいるため、そして健康な身体を作るために大切な食事のこと・栄養のことなどを折々にお話していますが、レッスンの時だと時間の関係で説明が中途半端になってしまうこともあるので、ここでちょっとまとめてお話してみたいと思います
私は『内臓温度を下げないように気を付けましょう。内臓を冷やさないようにしましょう』とメンバーのみなさんにアドバイスします。内臓温度が低かったり下がったりすると、免疫力や代謝の低下・悪化によって、不健康になったり太りやすくなったりするからです。
代謝が悪い=デブのもとです。
人間は朝の起床時に一番体温が低くなっていますから、内臓の温度も代謝機能も低くなっているんですよ。
さぁ、本当にありそうな怖いお話のはじまりはじまり…
B子さんはかなりの肥満です。
実は肥満を気にしている彼女は野菜ジュースと豆乳とバナナ1本を毎日の朝食の代わりにしています。一見、健康に良さそうですが、野菜ジュースも豆乳も冬なら室温で夏なら冷蔵庫から出した冷たいものです。当然、体温より温度の低いものを飲んでいるわけだから、内臓を暖めることが出来ない=代謝機能が活性化しないわけです。
そしてね、“食物繊維が豊富・カリウムが豊富・栄養価が高い”のは事実。でもね、は南国原産の果物。南国原産ということは身体を冷やす効果がある、ということです。
さあ、野菜ジュースと豆乳とバナナ1本をお腹に入れて、内臓温度が低いまま、代謝機能が活性化しないまま、彼女は仕事に行きます。彼女の仕事はデスク・ワークです。座りっぱなしで身体を動かすことがありませんから、体温は上がりません。
やがてランチタイム。
お昼はいつもコンビ二の色々なおかずが入ったお弁当か仕出弁当です。そのおかずは“揚げ物”や“炒め物”で油を使ったものが多いので
「私には量が多いから、ご飯は半分残しておかずは全部食べる」
ようにしています。これ以上太りたくない気もするし…。
肥満体のB子さんは長年「ご飯は太る」「食べなければ太らない」と間違った思い込みをしているのです。
はい、それは危険です。ご飯を全部食べておかずを残したほうが良い。
人間の身体の中で一番エネルギーを必要とするのは。その脳が吸収する栄養素はブドウ糖だけなのです。つまり体内で“ブドウ糖に変わる炭水化物”が必要なの。
でもB子さんの場合、朝から“炭水化物”をしっかりお腹に入れていませんから、飢えています。だから彼女が半分は残すというご飯だけでは足りません。そして次にいつ自分=“脳”のための栄養=ブドウ糖がもらえるか分かりませんから、とにかく入ってきた栄養は何であれ極力蓄積しようとします。
それに朝から内臓温度が低いままの彼女、おかずに使われている“油”を十分に代謝することが出来ません。だからこの“油”も蓄積されていきます。
さぁ、仕事が終わりました。肥満を気にしている彼女はジムへ行ってスタジオ・メニューのエアロビクスで汗をながします。その後気の合う仲間と居酒屋へ繰り出しました。
「いい汗かいたわねぇ~」
で乾杯。若鶏の唐揚げ、牛肉の串揚げ、ピザ、肉団子の甘酢餡かけ、シーザーサラダなどを食べながらおしゃべりを楽しんで、をお代わり。
あ~あ、せっかくエアロビで体温を上げたのに、で冷やしちゃうなんて…
またあるときはお友達と焼肉を食べに行き、飲み物はやっぱり
あ~あ、またお腹を冷やしちゃって…
牛や豚の体温は人間よりも高いので、その“脂肪”は人間のお腹の中では融けにくいの。それなのにでしっかり内臓温度を下げているんだから、焼肉の“脂”を代謝できるわけがない。というわけでその“脂”は蓄積されていきます。
で、夜帰宅してお風呂にはいりさっぱりしたB子さんは、
「あぁ、いい気持ち…
と冷蔵庫からを出して………
そして次の朝、野菜ジュースと豆乳とバナナ1本を朝食代わりにして…、とこんなことを毎日繰り返しているB子さんがGood looking bodyになれる日は、きっと来ないでしょう…
このB子さんのような肥満体になりたくなかったら、身体を冷やす食事をしないこと、です。とくに朝、自分の体温よりも低い温度のモノをなるべく口にしないこと。そしてとにかくしっかりを食べること。
仮に残念ながらすでにポッチャリの域を越えかけている人は、自分の食事を見直して、身体を冷やす要素を取り除くようにすると少しは改善されますよ。
コメント
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