あちらこちらで桜が満開、大勢の人出で賑わってますね。自宅近くの中学校の桜も満開。
例年、終業式の後に満開になり入学式の前に散る校庭の桜は、学生の姿を見ることも稀だったでしょうに、今年は咲き初めた桜に送られる卒業式、満開の桜に見守られての終業式でした
桜を表題にした歌はいろいろありますけれど、私は『さくらさくら』が一番好き。
さくら さくら
弥生の空は見渡す限り
霞か雲か匂ひぞ出づる
いざや いざや 見に行かん
さくら さくら
野山も里も見渡す限り
霞か雲か朝日に匂ふ
さくら さくら 花盛り
景色を目の当たりにするような気分になって想像が膨らみます。
天守閣から遠くの山裾に広がる桜の帯を眺めているとか、ちょっと着飾ってお花見に出かける道々も花を眺めてとか…。
まぁ、私のお花見はいつもレッスンの行き帰りに自由が丘の遊歩道をゆっくり歩いて、ですけどね…
数年前ですけど中目黒の目黒川沿いで、川面に向かって身を乗り出すように満開になった夜桜を橋の上から眺めていて、ふと
「…これを舞台装置にして、何か作品を作るとしたら……」
と考え込んでしまったことがあって…。
その後も毎年、満開の自由が丘の桜の下で考えています。
登場人物は…、ストーリーは…、構成は…、クライマックスは…、……、……、……。
桜を背景にしたものは能や歌舞伎に名作があるしなぁ…。
結局、桜という存在は、私のような凡人の手におえるようなお手軽なものではない、という結論に達するのです。
そして形にならない幽かなイメージの中で、桜の精がそっと溜息を吐きます、
「今年も、まぁた、今年も何も思いつかぬのか……、未熟者め…」
と…。
あ゛…、妄想が始まりそう…
花見に行って来よう。
例年、終業式の後に満開になり入学式の前に散る校庭の桜は、学生の姿を見ることも稀だったでしょうに、今年は咲き初めた桜に送られる卒業式、満開の桜に見守られての終業式でした
桜を表題にした歌はいろいろありますけれど、私は『さくらさくら』が一番好き。
さくら さくら
弥生の空は見渡す限り
霞か雲か匂ひぞ出づる
いざや いざや 見に行かん
さくら さくら
野山も里も見渡す限り
霞か雲か朝日に匂ふ
さくら さくら 花盛り
景色を目の当たりにするような気分になって想像が膨らみます。
天守閣から遠くの山裾に広がる桜の帯を眺めているとか、ちょっと着飾ってお花見に出かける道々も花を眺めてとか…。
まぁ、私のお花見はいつもレッスンの行き帰りに自由が丘の遊歩道をゆっくり歩いて、ですけどね…
数年前ですけど中目黒の目黒川沿いで、川面に向かって身を乗り出すように満開になった夜桜を橋の上から眺めていて、ふと
「…これを舞台装置にして、何か作品を作るとしたら……」
と考え込んでしまったことがあって…。
その後も毎年、満開の自由が丘の桜の下で考えています。
登場人物は…、ストーリーは…、構成は…、クライマックスは…、……、……、……。
桜を背景にしたものは能や歌舞伎に名作があるしなぁ…。
結局、桜という存在は、私のような凡人の手におえるようなお手軽なものではない、という結論に達するのです。
そして形にならない幽かなイメージの中で、桜の精がそっと溜息を吐きます、
「今年も、まぁた、今年も何も思いつかぬのか……、未熟者め…」
と…。
あ゛…、妄想が始まりそう…
花見に行って来よう。