アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

金曜日のアンシャンテ ― あと3日…♪

2024-09-14 10:33:40 | Weblog
来週月曜日の発表会本番を目前にして、昨日は最後のクラスレッスンでした。
「ソロ・ヴァリエーションの◎◎と◇◇のところ、出来る限りきちんと踊りたいから最後にソコを…
「アンサンブル作品の最後のところ、もっと出来ると思うんです、だからソコを…
マリさんヒメさんからそんなリクエストがありまして…、嬉しいなぁ
ふたりのそれぞれのソロ・ヴァリエーションとアンサンブル作品、もう手直しが必要なところなどはなくなっています…最後に出来ることはさらに佳い作品にするためのちょっとした色付けをすること…、ふたりの魅力をもっと引き出すための色付けだけです
「直前まで手入れや手直し…膝を伸ばせの5番を守れの言ってんじゃなくて、作品の質を上げるための色付けをする時間をもてるなんて教師としてはシアワセだなぁ…
「… …」
マリさんが踊るのは『ジゼル act1』ペザントのパ・ドゥ・ドゥの女性ヴァリエーション、ヒメさんが踊るのは『レ・シルフィード』のプレリュード、どちらもきちんとバレエの基本の≪基≫が身に付いていなければ踊れない=カタチにもサマにもならない作品
一方アンサンブル作品は私のオリジナル、バレエの基本テクニックは使っているけれど随所でアイソレーションやオフバランスなどバレエからは外れた身体の使い方をしている。
ソロとアンサンブルとではまぁ両極端にあるような感じよね。
「まぁねぇ、首の後ろを縮めるな=アゴを上げるな、トルソーを歪めるな、鳩尾を閉じろ、腰骨の高さを変えるな、腰骨は横並び平行に、骨盤を前傾させるな、ターンアウトを守れっ…て何年も言われ続けてソレをきちんと守ってきたのにねぇ…、インパッセはしっかり畳めっ、アイソレーションなんだから胸を出せっ、しっかり骨盤を引けっ、腰を振れっ、ちょいとアゴ上げてアピールしろっ…てねぇ…、大変だったよね
「… …」
発表会本番では彼女たちのなかでの一番の、最高に素敵な踊りが見られると思います
コメント
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