一昨日、今年のNHK大河ドラマ『べらぼう 蔦重栄華乃夢噺』第1話を観ました…、横浜流星クンが主演だし田沼意次の政策のもと新たな江戸文化が花開いた時代だしその江戸文化に花を添えた英才鬼才が数多生まれた時代にも興味があるし…と去年から楽しみにしていました。
吉原という遊郭のなかで生まれ孤児となり引手茶屋の養い子となって成長した重三郎が、そこからどんな風に生き、後の蔦重になっていくのか興味深いものがあります。
第1話の後半で重三郎が茶屋の主たちを激怒させ大樽に伏せ籠められるという仕置きを受ける場面で、彼はとにかく考える、現状を打破するにはどうすればいいのかその手立てを懸命に考える、考えたすえに閃き活路を見出す。
この現状を打破しうる活路を見出して前へ前へと歩を進めていくという在り方が蔦重の生涯の根幹となっているのではないかなと思います。
ただ一点、“そんなワケある~ぅ”と首を捻ったのは、田沼邸を訪れる大商人の荷物持ちに扮して田沼意次本人に目通りが叶い直答と意見具申をするところ。
田沼の重商政策のもと大商人は目通りが叶う立場だとしても、その供の者は普通は供待部屋とか庭先に控えるものであって、下座とはいえ畳の上には上げてもらえないでしょ…、まして供に過ぎない者が幕府高官に対して直々に物を言うなんて許されないことでしょ…なぁんて思っちゃいまして…。
蔦重という漢の行動力や懸命さを、そして田沼意次を懐が深く旧来の価値観に囚われない人物として描くための“芝居の嘘”かな、とは思いました
2023年の『どうする家康』は頑張りに頑張って2か月は観たけど脱落した…、RPGのつもりなのかと疑いたくなるようなCGでの描き方にげんなりしちゃったから。
2024年の『光る君へ』は1か月足らずで脱落…、やっすいお笑いの不出来なギャグかと突っ込みたくなるような1シーンがあったから。
『べらぼう』は最終回まで観られると…観たい気分が続くといいなぁ…
吉原という遊郭のなかで生まれ孤児となり引手茶屋の養い子となって成長した重三郎が、そこからどんな風に生き、後の蔦重になっていくのか興味深いものがあります。
第1話の後半で重三郎が茶屋の主たちを激怒させ大樽に伏せ籠められるという仕置きを受ける場面で、彼はとにかく考える、現状を打破するにはどうすればいいのかその手立てを懸命に考える、考えたすえに閃き活路を見出す。
この現状を打破しうる活路を見出して前へ前へと歩を進めていくという在り方が蔦重の生涯の根幹となっているのではないかなと思います。
ただ一点、“そんなワケある~ぅ”と首を捻ったのは、田沼邸を訪れる大商人の荷物持ちに扮して田沼意次本人に目通りが叶い直答と意見具申をするところ。
田沼の重商政策のもと大商人は目通りが叶う立場だとしても、その供の者は普通は供待部屋とか庭先に控えるものであって、下座とはいえ畳の上には上げてもらえないでしょ…、まして供に過ぎない者が幕府高官に対して直々に物を言うなんて許されないことでしょ…なぁんて思っちゃいまして…。
蔦重という漢の行動力や懸命さを、そして田沼意次を懐が深く旧来の価値観に囚われない人物として描くための“芝居の嘘”かな、とは思いました
2023年の『どうする家康』は頑張りに頑張って2か月は観たけど脱落した…、RPGのつもりなのかと疑いたくなるようなCGでの描き方にげんなりしちゃったから。
2024年の『光る君へ』は1か月足らずで脱落…、やっすいお笑いの不出来なギャグかと突っ込みたくなるような1シーンがあったから。
『べらぼう』は最終回まで観られると…観たい気分が続くといいなぁ…