「CD、どれがいい?」
「先月から使いはじめた、新しいのがいいです
」
よし、よし。
で、バットマン・デガージェ。
このCDに収録されているバットマン・デガージェ用の曲は、通常の2倍のヴォリュームがある。
自宅で自習するときは当然フルにやってるんですけどね。
さて…。
「4セット分、続けて大丈夫かな?」
「先週やったあの長さですよね。大丈夫です、がんばります
」
よぉぉし、それでは
…
…
…
…
…
…
…
…
メグちゃんが小さな声でカウントをとっているのが聞こえてくる。
うん、それなら大丈夫だ。
声を出し続けられるってことは、呼吸が出来ているってことだから
終盤、デガージェ・ア・ラ・スゴンドを5番ポジシオンで16回、続けて1番ポジシオンで16回繰り返すところ。
とくに最後の最後、1番ポジシオンでの16回はさすがのメグちゃんも
「こらこらこら、トルソーが左右にブレてる…
」
ん、でもよくがんばりました。
センター・レッスンでバットマン・タンジュ。
まずは見本を見せながら順番の説明。
終盤のところはね、2番ドゥミ・プリエからルティレ‐ルルヴェ。
「つまり2番のグラン・プレパラシオンだからね、そこからしっかりルルヴェに立ち上がること」
それともう一つ。
5番ポジシオン・ドゥミ・プリエからポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドに立ち上がるときのアームスは、アン・バから必ずアン・ナヴァンを通過してア・ラ・スゴンドへ。脚の動きにアームスの動きが遅れないように気を付けて。
…
…
…
…
…
…
…
…
うん、トルソーのコントロールはいいわねぇ。
先週、自分で
こうだ
と気付いたことをちゃんと守れている
ただね、ひとつ惜しいところがある。
5番ドゥミ・プリエからア・ラ・スゴンドに立ち上がるところ。
「アームスの動きにつられて、重心が動作脚の方にズレてるよ」
修正しようね。
ドゥミ・プリエした彼女の腰をサポートしてあげて、
「ほれ、ア・ラ・スゴンドに
」
「あぁ、ココかぁぁ…う~ん…
」
そ
さっきと違って動作脚が軽いでしょ
はい、もう一度音楽でどうぞ
…
…
…
…
…
…
…
…
うん。よし。それが正解です
最後に丁寧にポール・ドゥ・ブラの練習をしてレッスン終了。
「今日から4年目ですよ
」
おぉ
バレエをはじめてから丸3年が過ぎたのかぁ、そうかぁ
それにしても…、と正直思う。
たった3年でよくこれだけ正確に動けるようになったなぁ。
トルソーはブレが少ない、アームスは落ちない、プリエは丁寧、足首はキレイに伸びる、覚えるのが早い…etc.etc.…。
「それに毎回進化してるよね
」
「進化…、あ~最近、センセイがいう“進化”って意味が分かるようになった
」
姿勢や立ち姿に気を付けられるようになったしキレイに歩けるようになったし…。
「それに、ホラ…、身のこなしが軽やかでキレイになって、無駄な動きが少なくなってるでしょ
」
「そんな感じ
なんかこう、バレエをはじめる前の自分とは“違う生き物”になりつつあるような、そんな感じですね
」
んふっ、いいねぇ
「でもねぇ、センセイの脚みたいにはなかなか…」
なに?アシ?
「そう。床からちょっとでもカカトが離れるとすぱっと足首が伸びる柔らかさと強さがねぇ、いいなぁ…いいなぁ…」
メグちゃんだって遠からずそうなるわよ。
アナタはバレエをはじめて丸3年だが、ワタクシはほぼ50年やっておるのだよ。
足首が伸びるのはもうほとんど本能みたいなものかもよ
「先月から使いはじめた、新しいのがいいです

よし、よし。
で、バットマン・デガージェ。
このCDに収録されているバットマン・デガージェ用の曲は、通常の2倍のヴォリュームがある。
自宅で自習するときは当然フルにやってるんですけどね。
さて…。
「4セット分、続けて大丈夫かな?」
「先週やったあの長さですよね。大丈夫です、がんばります

よぉぉし、それでは

…








メグちゃんが小さな声でカウントをとっているのが聞こえてくる。
うん、それなら大丈夫だ。
声を出し続けられるってことは、呼吸が出来ているってことだから

終盤、デガージェ・ア・ラ・スゴンドを5番ポジシオンで16回、続けて1番ポジシオンで16回繰り返すところ。
とくに最後の最後、1番ポジシオンでの16回はさすがのメグちゃんも
「こらこらこら、トルソーが左右にブレてる…

ん、でもよくがんばりました。
センター・レッスンでバットマン・タンジュ。
まずは見本を見せながら順番の説明。
終盤のところはね、2番ドゥミ・プリエからルティレ‐ルルヴェ。
「つまり2番のグラン・プレパラシオンだからね、そこからしっかりルルヴェに立ち上がること」
それともう一つ。

…








うん、トルソーのコントロールはいいわねぇ。
先週、自分で
こうだ

と気付いたことをちゃんと守れている

ただね、ひとつ惜しいところがある。
5番ドゥミ・プリエからア・ラ・スゴンドに立ち上がるところ。
「アームスの動きにつられて、重心が動作脚の方にズレてるよ」
修正しようね。
ドゥミ・プリエした彼女の腰をサポートしてあげて、
「ほれ、ア・ラ・スゴンドに

「あぁ、ココかぁぁ…う~ん…

そ

さっきと違って動作脚が軽いでしょ

はい、もう一度音楽でどうぞ

…








うん。よし。それが正解です

最後に丁寧にポール・ドゥ・ブラの練習をしてレッスン終了。
「今日から4年目ですよ

おぉ

バレエをはじめてから丸3年が過ぎたのかぁ、そうかぁ

それにしても…、と正直思う。
たった3年でよくこれだけ正確に動けるようになったなぁ。
トルソーはブレが少ない、アームスは落ちない、プリエは丁寧、足首はキレイに伸びる、覚えるのが早い…etc.etc.…。
「それに毎回進化してるよね

「進化…、あ~最近、センセイがいう“進化”って意味が分かるようになった

姿勢や立ち姿に気を付けられるようになったしキレイに歩けるようになったし…。
「それに、ホラ…、身のこなしが軽やかでキレイになって、無駄な動きが少なくなってるでしょ

「そんな感じ


んふっ、いいねぇ

「でもねぇ、センセイの脚みたいにはなかなか…」
なに?アシ?
「そう。床からちょっとでもカカトが離れるとすぱっと足首が伸びる柔らかさと強さがねぇ、いいなぁ…いいなぁ…」
メグちゃんだって遠からずそうなるわよ。
アナタはバレエをはじめて丸3年だが、ワタクシはほぼ50年やっておるのだよ。
足首が伸びるのはもうほとんど本能みたいなものかもよ

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