通りがかりのバス停でバス待ちしている和服姿の女性を見かけた。
「う~ん…いいなぁ…」
抑えた色味の小紋に献上の帯、籠製の手提げ。低い位置に結ったシニヨン。
“最近着付けを習い始めました”っていう人の着こなしじゃないわねぇ。
もう着物を着慣れていて立居振舞が身についている人って感じだった。
それ以来、いいなぁ…いいなぁ…とこのところ毎日思っている。
私は自分で着物を着ることが出来ます。ということは自分で帯を締められる、ということですな。
腕が長くて肩が柔らかいので、ちゃんと背中で帯を締めることが出来るの。ま、ポール・ドゥ・ブラのお蔭といえばいえなくもない。
バスタオルを巻いて“ずん胴”に変身する裏技もちゃんと知っている
まずウエストのくびれの部分にタオルを巻いて、その上に腰骨からアンダー・バストまでの胴を覆うようにバスタオルを巻くと、キレイなずん胴になれる
ま、それはさておき。
バス待ちしていた和服女性を見て以来、着物を着たくなった。
が、現在の住まいでは桐箪笥を置くスペースがないので、全部実家で管理して貰っている。それに母の着物もあるしね。ちょうど母がそれらを誂えた頃の年齢に私自身が近づいてきたので、母の着物も着られる
とはいえ手元にないので着たくても着られない。
う゛~~~ん゛………。
よし、遠くない将来、着物を誂えよう。
まずは気軽な普段着に小紋がいいわね。
あ~だこ~だと空想を楽しんでいたんだけど、よし、ひとつ呉服屋を覘いてみるか、と大手チェーンの呉服屋(…とてものこと個人経営の老舗に出向くほどの蛮勇はないので)に行ってみた。
当分の間は見るだけの不良顧客よ、と断ってからいろいろ反物を見せて貰い、お話をした。
そうすると自分の好みっていうのがはっきりしてくるのね。着物と帯のいろいろな取り合わせが浮かんでだんだん楽しくなってくる。
「反物のお顔映りや帯の取り合わせを試してみるのも目のお勉強ですから」
と店員さんに誘われて、反物を身体に巻いて貰いました。
器用に反物で着物を着ているような形を作ったあと、この帯だとこんな感じ、こちらはこんな感じ、と帯地を当てて見せてくれる。
「あぁ、昔の人が“着物一枚帯三本”っていってたのってこういうことなんですね」
「そうですよ。帯を変えればぐっと気軽な雰囲気にもちょっと畏まった雰囲気にもなりますからね」
「それに柄物の長襦袢にしたり半襟を柄物にしたりすると、また一層雰囲気も変わりますよ」
と若い店員さんが柄物の長襦袢の生地と着物の反物とを袖口の形に折って見せてくれたの。
「あらぁ、イキねぇ…」
着物ってお洒落の幅が広いのねぇ、と改めて納得。そうやって1時間程遊ばせてもらって好い気分で帰ってきました。
クラシック・バレエの教師だけど普段は着物で過ごしている、にゃぁんてカッコいいよねぇ…と一人盛り上がっております。
近い将来、お出かけは着物で…、これがこの夏芽生えた小さな野望です。
「う~ん…いいなぁ…」
抑えた色味の小紋に献上の帯、籠製の手提げ。低い位置に結ったシニヨン。
“最近着付けを習い始めました”っていう人の着こなしじゃないわねぇ。
もう着物を着慣れていて立居振舞が身についている人って感じだった。
それ以来、いいなぁ…いいなぁ…とこのところ毎日思っている。
私は自分で着物を着ることが出来ます。ということは自分で帯を締められる、ということですな。
腕が長くて肩が柔らかいので、ちゃんと背中で帯を締めることが出来るの。ま、ポール・ドゥ・ブラのお蔭といえばいえなくもない。
バスタオルを巻いて“ずん胴”に変身する裏技もちゃんと知っている
まずウエストのくびれの部分にタオルを巻いて、その上に腰骨からアンダー・バストまでの胴を覆うようにバスタオルを巻くと、キレイなずん胴になれる
ま、それはさておき。
バス待ちしていた和服女性を見て以来、着物を着たくなった。
が、現在の住まいでは桐箪笥を置くスペースがないので、全部実家で管理して貰っている。それに母の着物もあるしね。ちょうど母がそれらを誂えた頃の年齢に私自身が近づいてきたので、母の着物も着られる
とはいえ手元にないので着たくても着られない。
う゛~~~ん゛………。
よし、遠くない将来、着物を誂えよう。
まずは気軽な普段着に小紋がいいわね。
あ~だこ~だと空想を楽しんでいたんだけど、よし、ひとつ呉服屋を覘いてみるか、と大手チェーンの呉服屋(…とてものこと個人経営の老舗に出向くほどの蛮勇はないので)に行ってみた。
当分の間は見るだけの不良顧客よ、と断ってからいろいろ反物を見せて貰い、お話をした。
そうすると自分の好みっていうのがはっきりしてくるのね。着物と帯のいろいろな取り合わせが浮かんでだんだん楽しくなってくる。
「反物のお顔映りや帯の取り合わせを試してみるのも目のお勉強ですから」
と店員さんに誘われて、反物を身体に巻いて貰いました。
器用に反物で着物を着ているような形を作ったあと、この帯だとこんな感じ、こちらはこんな感じ、と帯地を当てて見せてくれる。
「あぁ、昔の人が“着物一枚帯三本”っていってたのってこういうことなんですね」
「そうですよ。帯を変えればぐっと気軽な雰囲気にもちょっと畏まった雰囲気にもなりますからね」
「それに柄物の長襦袢にしたり半襟を柄物にしたりすると、また一層雰囲気も変わりますよ」
と若い店員さんが柄物の長襦袢の生地と着物の反物とを袖口の形に折って見せてくれたの。
「あらぁ、イキねぇ…」
着物ってお洒落の幅が広いのねぇ、と改めて納得。そうやって1時間程遊ばせてもらって好い気分で帰ってきました。
クラシック・バレエの教師だけど普段は着物で過ごしている、にゃぁんてカッコいいよねぇ…と一人盛り上がっております。
近い将来、お出かけは着物で…、これがこの夏芽生えた小さな野望です。
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