アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

“余は満足じゃ…”です…♪

2024-09-03 11:27:52 | Weblog
一昨日の合同リハーサルで水曜日クラスの二人もソロとアンサンブル作品を練習しました。
私の場当たりの仕方は見方によっては必要最小限しかやらないって感じで、音無しで一通り動いてみましょうか的なことはしません。
出の位置or板付き位置、最初の移動でどこまで行くかandその時の方向=角度、ピケ・ターンなどがある場合は何回でどこまで行くか簡単なステップで確認してみる、つまり実際にピケ・ターンはしない、最後のポゼの位置、大体そんなことしかしないから予定時間をかなり巻いて終わります…、あとは踊る本人からの要望があればそこを確認するくらいかな…。
先週のスタッフさんによる下見の際に舞台の尺に合わせたバミリをしてもらって、それに応じた場当たりをして踊ってますから、一昨日の合同リハでもその尺は変わらないとなればほぼ場当たりはいらないわけです。
で、まずはマリさんから音で。

ほっほぉぉぉ、いいねぇ…、伸び伸びしてて軽やか、見てて楽しい
つぎ、ヒメさん

はぁい、そういうことです、言うことなし、バレエだねぇ
ふたりで踊るアンサンブル作品。

おぉ、いいねぇ、“出来るおんなたち”って感じ
…って、まぁ使い古しの表現をするなら“余は満足じゃ”って感じだったわけ。
もちろん完璧ってことではなくて、もっと5番を正確にとかもっと緻密なカウントでとかアイソレーションをもっと大きくとか注意すべきことは色々あるんですけど、本番を2週間後に控えた時点でスタートラインに立てたなってそんな印象でした
まだまだ磨きをかけてはいきますけど、ここまでくると願うのは“怪我無く体調を崩すことなく無事に”ってことだけですね
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合同リハーサル…♪

2024-09-02 10:06:06 | Weblog
昨日は発表会に向けての合同リハーサルを行いました
本番の舞台とほぼほぼ同じくらいの広さのスタジオを借りて、位置や移動の方向・距離などを場当たりして確認したあと音出しという段取りです。
で、第2部の作品に関しては既存の全幕バレエから複数曲を抜き出して『エッセンシャル・コンサート』と題した作品に仕上げていますから、ある程度は原作のストーリーや役柄も無視することなく構成しています。
その構成と演出、マイムや所作の指導といった部分を私が担当しているのですが…。
やはりみなさん初めてのことだからアームスを軽く動かすだけにしても、お隣の方に軽く顔を向けるだけにしてもどうしいていいかどこまでやればいいかなかなか判断がつかないみたいで…。
「あのね、“ここまでやったらセンセイにひかれちゃうんじゃないかな”って思うぐらいにやってごらんなさい、それでちょうどいいのよ。なぜなら舞台には間口×奥行きの広さがあって高さもある、普通の空間の何倍もの大きさがあるでしょ、そこから客席に伝えるわけだから大げさなくらいでいいのよ
と説明すると、みんな頷いてはくれるものの
「… … … … … … … …」
さらに
「踊っている人たちに対して奥に立っている人たちは背景ではあるんだけど、その背景は生きていなくちゃいけない、書割になちゃいけないのよ」
とも説明したんだけど
「… … … … … … … …」
やはり自信なさげ…
拍手の仕方一つとっても、日常生活の中での仕草と舞台での仕草では大きく違いますからね。
「コラっ、ハンバーグこねてんじゃない…っ
てジュニアに注意したり…
ついに主宰の先生から
「こうなったらもう動き方を決めてください…振り付けだと思ってください」
とのオーダーが入りました。
結局グループごとであったり立ち位置によってであったり、情景の変化や曲変わりのタイミングに応じて全部マイムを決めていきました。
そうしてアタマから全部通してみたところ、
ふふん、なかなか厚みがあっていいねぇ…
て感じになりました
本番まで2週間ありますからね、さらに磨きがかかると思います
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