■ 人口動態調査の死者数がワクチン接種後に明らかに増加している ■
人口動態統計速報(令和3年5月分)
新型コロナワクチンによる死亡例が多発しているならば、超過死亡率に反映されるはずですが、超過死亡率は国立感染研究所が計算する資料なので、今一つ信用が置けない。
そこで、厚労省が発表している人口動態統計の死亡数の今年5月までの速報値を見て見ます。
人口動態統計 死亡数 令和元年 令和2年 令和3年
赤い数字は「今年の月次死者数から令和元年の死者の平均を引いた」ものです。昨年はコロナの影響が大きいので、一昨年の月次死者数と比較しています。(昨年はコロナの影響でインフルエンザ死者数が少なく、例年よりも3万人程、年間の超過死亡率が低かった為)
A・月次死者数の B・コロナ月次 A-B
令和元年との差 死者数
1月 -448 2,239 2,687
2月 -55 2,139 2,084
3月 +4,250 1,251 2,999
4月 +5,230 1,111 4,119
5月 +6,376 2,843 3,533
非常に簡易的な比較ですが、1月、2月は令和元年はインフルエンザの影響で今年よりも死者数が多かったと考えられます。
インフルエンザが収束する3月から、今年の死者数は一昨年の死者数を上回りますが、これはコロナ死者の影響もあるので、参考までにコロナの月次死者を示します。この差が何等かの原因で、例年より死亡者が多い人数になります。
コロナ死者はほぼ確実に把握されていますから(実際にコロナだけが原因の死亡はこのうちの20%程度)、「A-B」はコロナ以外の要因で令和元年よりも多かった死者数になります。
ちなみに高齢者向けのワクチン接種が始まったのが4月。
■ 死者数が増えた原因はコロナかワクチンか? ■
一部の報道では、人口統計の死者数が増えているのは「隠れコロナ死」が在るからだとしています。しかし、コロナが大流行した昨年は、超過死亡がマイナス3万人となっていますから、コロナが流行すると死者は減る傾向が在る。これはインフルエンザの感染が抑制される為に起こります。
今年の月次死者からコロナ死を引いた数字が令和元年よりも、一月で2千人から4千人多い原因は何か・・・
ワクチンによる死亡者では無いか・・・・(ちょっと甘い推論ですが)
■ 第4回 医薬品等行政評価・監視委員会 で私的された真っ当な意見 ■
第4回 医薬品等行政評価・監視委員会で佐藤嗣道氏(東京理科大薬学部准教授)から、下記の質問が厚労省に対して在りました。
<議事録から引用>
○佐藤委員 私からの提出資料のほうに質問の概要をまとめさせていただいたのですけれども、それについて回答いただけますでしょうか。私の質問は、まず死亡例ですね。6月23日の副反応検討部会の会合では接種後の死亡が全部合わせてファイザーで355例、モデルナで1例報告されています。ファイザーの355例を単純にその接種回数で割ると、1700万人で割ると、約5万人に1人の死亡例が報告されているということです。厚労省の資料では277例について頻度を求めていますけれども、100万人接種当たりですと16.2件ですね。こちらで計算しても、もし仮に1億人が接種すると単純計算で1,620人が死亡することになります。
先ほど花井委員が言われたように接種してしばらくたってから亡くなられた例というのは、まだこれから遅れて報告がされてくるということがあり得ますし、ここでは医療機関から因果関係が一応疑われて報告されたものが多いと思いますので、医療機関から報告されなかった死亡例というのも恐らくたくさんあって、それらのうちには実際に因果関係があるものも恐らく含まれているだろうということを考えると、実際はこの頻度よりも高い頻度でワクチンの接種による死亡が起きている可能性も考えられるというように私は思います。もしかすると10倍ぐらい高い可能性も視野に入れておかなければいけないのではないかと思います。一般的にこのような副作用報告、副反応報告というのは実際に生じた事例の一部しか報告されないというのが常ですので、実際に旭川医大のように医療機関は報告しないと判断したけれども、遺族からの依頼によって報告がされたという例も報道されていますので、そういう例は恐らく全国の至るところにあるのではないかと思います。
そういうことも考えると、一応100万人接種当たり16.2件ということが仮にワクチン接種による死亡だと仮定した場合に、そのような死亡のリスクというのはベネフィットに照らして許容し得るのかということについてお答えいただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
<引用終わり>
<引用開始>
○佐藤委員 ありがとうございます。
通常、医薬品とその何かの有害事象との因果関係を判断するアルゴリズムとしては、例えばWHOが提唱しているアルゴリズムなどがあるわけですけれども、そこでは例えばポッシブルですね。可能性ありというように判断する場合には他の要因による基礎疾患による可能性があったとしても、恐らくそちらのほうが可能性は高いだろうという積極的な判断がなされない限りはポッシブルになるのです。
他の基礎疾患がなくて薬以外になかなかはっきりした要因が考えにくい場合にはプロバブル、あるいはディフィニットというところに判定されるわけですけれども、そのWHOのアルゴリズムに従うと、私は評価不能というよりはポッシブル、可能性ありというところの判断になる症例が多いのではないかなというように個別に公表された資料に基づいてだけですが、そういうようには私からは見えるわけですね。これはそういう私、薬剤疫学を専門にやっておりますし、医薬品の副作用の個別の症例の評価についてもそれなりにやってきたという自負は持っていますので、そういう立場から申し上げるのですが、それがほとんどの例が評価不能というようになっているというのは相当な疑問を抱いています。少なくとも可能性が否定できないというところに当たる。その可能性をプロバブルというように積極的に因果関係を認めるというところにはなかなかいかないかもしれませんけれども、少なくもポッシブルということはほとんどの例について言えるのではないかというように思っております。
ですから、厚労省の方がずれていると言ったのは、私からすると厚労省の見解のほうが、私の専門の立場からすると相当にずれていると言わざるを得ないというように指摘をしておきます。
○磯部委員長 ありがとうございました。
それでは、まだ御発言のない委員の先生方、事前に御質問も寄せていただいていますし、それでもよろしいので。
伊豆津先生。
○伊豆津委員 伊豆津です。
私のほうから質問を送らせていただいたのは、今回のコロナのワクチンというのは今までにほとんど例がない形というか、通常、学校であったり地域の医療機関で打って、接種される方とその後の診断、問題が起こったときの診断される方が同じか、もしくは非常に近い方が中心になる場合が多いと思うのですけれども、今回の場合、非常に大規模接種の例もありますし、接種する側とその後の問題が起こって対処される医療機関の間というのがかなり離れ、関係がない場合も多いということが特徴になるかと思います。そのときに、情報がきっちり集められているかということが一つの課題になるのかなというように思っています。
現在のコロナワクチンの副作用疑い、いわゆる予防接種法での報告の形を見ていますと、必ずしも今回の状況に対応した形の報告形式などになっていないのではないか。それの説明などについても、いわゆる昔から書いてあることが書いてあるイメージだなということがありますので、この点について改善できる点があれば改善していただいたほうがよいのかなというように考えているということになります。
<引用終わり>
要は東京理科大の佐藤氏は、次の様に発言している
1)ワクチン接種後の死者数が報告されている10倍居る可能性も視野に入れる必要がる
2)ワクチン接種後の死者が因果関係無しか評価不能というのは専門家から見て、厚労省の見解は相当ずれている
youtubeにZOOM会議の動画がアップされています。(必見です)
専門家から見ても、新型コロナワクチンの厚労省の評価は「異常」或いは「相当にずれている」という事が明確に述べらています。
確かにデルタ株が流行しても死者数は押さえられています。これを「ワクチンの効果」と見るのか・・・私は「新型コロナウイルスに弱い人が、ウイルスとワクチンによって既に淘汰された結果」にしか思えないのですが、如何でしょうか。
■ 国は既にインフル並の対策に切り替えた ■
昨日、菅首相は、「新型コロナ感染者の入院は高齢者やハイリスクの方に重点を置き、軽症者は自宅で療養して頂く」と発表しています。これはインフルエンザと同じ対応で、国は新型コロナウイルスの対策を指定感染症の5類(インフルエンザ同等)に事実上引き裂てています。(依然として2類に分類していますが)
これが新型コロナの実態であり、下手をするとワクチン死者の方がコロナ死者を上回る可能性が出て来ましたが・・・ワクチン死者は存在しない事にされている・・・。
これは国家による犯罪では無いか・・・。(陰謀論者なので・・・今さらではありますが)