■ LNPこそが強烈な副反応の原因であり、アジュバンドである ■
mRNA 医薬に利用されるキャリア開発:
ナノミセル型キャリア
ファイザーやモデルナのm-RNAワクチンは接種後に発熱などの強い副反応が出ます。これはワクチンの成分が強いサイトカイン反応を引き起こしている事を示しています。
ファイザーやモデルナのワクチンはアジュバンドが使われていないと説明されており、このサイトカイン反応はm-RNAが製造したスパイクタンパク質に免疫が反応する為だと推測されていました。
しかし、m-RNAを細胞内に送り込む為のLNP(脂質ナノ粒子)自体に強いサイドカイン誘導効果がある事は、ワクチンの研究者の中では常識の様です。
上野の資料は、LNPの効果を評価する論文の一部ですが、次の様に書かれています。
「実のところ mRNA医薬に用いられる DDS は圧倒的に LNP が多い。特にワクチンにおいては、NP が適度な炎症惹起作用、サイトカイン誘導の機能をもつことから、ほぼLNP の独壇場といって差し支えない。」
DDSとは
薬物送達システム(drug delivery system、DDS)の事で、ファイザーのワクチンではポリエチレングレコ―ルの脂質ナノ粒子(LNP)が用いられています。モデルナのワクチンのDDSは不明ですが、同様のLNPが使用されておいると思われます。
「強いサイトカイン反応を引き起こす=免疫反応を補助する=アジュバンド」なので、LNPはDDSとしてだけでは無く、アジュバンドとして機能していいる事は明確です。
■ 厚労省はファイザーのワクチンはアジュバンド不使用と回答 ■
上の資料はファイザーワクチンの厚労省への質問の回答の一部です。
「一般的なワクチンでアジュバンドとして用いられるアルミニウム化合物等はファイザー社製の新型コロナワクチンには使用されていません」
確か、書記の厚労省のホームページのワクチンの説明書の最期にも「アジュバンド不使用」と明記されていた記憶が在ります。
■ こびナビは確信犯 ■
上の文章は、ワクチン推進派の筆頭の「こびナビ」のホームページの一部です。
「m-RNAワクチンは免疫反応をより良く起こすための成分(アジュバンド)や、水銀を含む保存剤は一切使われていません」
と書かれています。
ところが、こびナビの峯宗太郎氏は、対談形式でこんな発言をしています。
「2つ目ですが、mRNAは脂質ナノ粒子にのっています。
脂質ナノ粒子にはPEG(ポリエチレングリコール)などいくつかの油の成分が存在しています。これ自体も免疫賦活化作用、つまり免疫を活性化させる作用があると最近わかってきています。」
アジュバントのいるワクチン、いらないワクチン(3月15日こびナビClubhouseまとめ)|こびナビ(CoV-Navi)
日は彼はLNPがアジュバンドとして作用する事を知りながら、ホームページ等で「アジュバンドは一切使用されていません」と書いていた。これは確信犯です。
厚労省もこびナビもLNPがアジュバンドとして作用する事を知りながら、ファイザーがアジュバンド不使用としているから「アジュバンドは使われていない」と公表していた・・・。
■ アジュバンドの危険性 ■
アジュバンドは本来免疫反応を起こしにくい抗原を用いるワクチン開発のコア技術とされています。
少女達に神経障害などを引き起こした可能性の在る「子宮頸がんワクチン」には水酸化アルミにウムがアジュバンドとして使用されています。子宮頸がんワクチンの副反応の原因は、このアジュバンドにあると私は妄想しています。
子宮頸がんワクチンの後遺症・・・マクロファージ性筋膜炎(MMF)の可能性 人力でGO 2015.03.08
フランスの肝炎ワクチン接種者に同様の症状がある事から妄想した記事ですが、最新の子宮頸がんワクチンのシンポジュウムで「マクロファージ症候群」が原因では無いかと発表されています。
ワクチン業界はアジュバンドの使用を厚労省やFDAに強く求めていますが、厚労省もFDAも個別のワクチンのアジュバンドの使用は認めていますが、アジュバンド全般を積極的に承認はしていません。それは、長期的な影響が分かっていないからです。
アジュバンドは強い免疫反応を起こしますが、それが分解や排出されずに体内に長期間蓄積すると、局所的に炎症反応が長期に渡り続く。これは発ガン要因になります。
ファイザー社製のコロナワクチンのLNPはマウスの実験では、肝臓、脾臓、. 副腎、卵巣に分布する事が公表されています。
「ころなワクチンで不妊になる」という説は全くのデマだとワクチン肯定派はレッテル貼りに必死ですが、それではアジュバンドとして機能するLNPが卵巣に長期間に渡り存在する事の安全性を彼らは立証出来るのか・・・。
ワクチン否定派は「不妊化する可能性が有る」と主張しているのであって「確実に不妊化する」とは言っていません。m-RNAもLNPも、人体における長期的な臨床がされていないので、将来的な危険性があるかも知れないと主張している。これは科学的な思考です。
一方ワクチン推進派は短期的な臨床だが、世界中で多くの人が接種して大丈夫なのだからワクチンは安全だと主張する。ここに長期的な検証は一切含まれておらず、科学的説明もされていません。
■ 妊娠初期のワクチン接種で81%の流産率 ■
マサチューセッツ州の医師達がワクチン接種と流産率を調べました。20週までに流産した率は81%となっています。
そもそも妊娠初期は流産し易いので、ワクチンを接種する事自体が流産の原因となり易く、コロナワクチンだから流産し易いという訳ではありませんが、全身に強い炎症反応を伴う、コロナワクチンが妊娠初期の流産率を高める可能性が高い。
この調査では、胎児が安定して来る妊娠後期での流産率はそれ程高く無いので、これをして「新型コロナワクチン=不妊ワクチン」とするワクチン否定派も短絡的ですが、妊娠初期の接種は避けるべきです。
■ 長期リスクは全く不明 ■
上記の妊娠初期への影響は、LNPやm=RNAの短期的な免疫活性によって起こる。これは発熱や倦怠感、脱毛なども同じで短期的副反応です。
一方、LNPが長期に渡り炎症反応を引き起こした場合の効果は、未だ全く分かっていません。安全かも知れませんし、危険かも知れません。
欧米ではBCGを中止した国も多いのですが、長期的な発ガン性のリスクがその理由の一つとなっています。
LNPが強い免疫賦活効果があるが故に、組織への蓄積の影響は、長期的に評価する必要が有るのです。