習慣HIROSE

映画・演劇のレビュー

『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』

2007-10-04 22:37:16 | 映画
 あまりにアホ過ぎてわざわざここに書くまでもない、と思った。予定通りにアホでずっと2時間笑いながら見た。それってなかなか大変なことだろう。どんなバカでもだんだん飽きてくる。なのにこの単純バカは飽きることがない。お菓子食べながら何ひとつ頭を使うことなく、アハハ、と笑い、呆れてみる。それだけの映画を作ることが出来るのが三池崇史という人だ。  この上なくバカバカで、見ていてあいた口が塞がらない。茫然自 . . . 本文を読む
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鬼塚忠『リトルDJ』

2007-10-04 22:00:45 | その他
 『ラストコンサート』という、どうってことない誰もがもう忘れてしまったイタリア映画がある。一種の難病もので、笑顔が素敵な少女が白血病で死んでいく映画だ。当時ヘラルドの宣伝が上手くかなりのヒットを飛ばした。どうってことのない映画だけど、この映画は実はとてもよく出来ている。  まだ高校生だった僕は大毎地下でこれを見た。こんな甘い映画なのに、案の定泣いてしまった。だいたい僕映画を見てよく泣く。情けない . . . 本文を読む
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天悟『川面の果て うたかたの花』

2007-10-04 21:19:28 | 演劇
 久しぶりに劇団天悟を見ることになった。今回のフライヤーは、いつものタッチとは趣を変えて、なんだか少し可愛らしい。「隅田川、ほとり。僕は毎日に夢中だった。」という左端に書かれたコピーにも心惹かれた。川べりの町並みを捉えた可愛らしいイラストがいい。今までと少し違う芝居を見せてくれるかも、なんて思い、劇場に足を運ぶ。  派手な立ち回りではなく、江戸の庶民の哀歓が愛しく感じられるように描いてあればいい . . . 本文を読む
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『幸せのレシピ』

2007-10-04 00:01:10 | 映画
 別にどうってことない映画なのだが、ちょっと疲れた体には、こういう心優しいラブ・ストーリーは胸に沁みる。  一人で突っ張って生きてるけど、なんだか少し寂しい。別に誰かに助けてもらいたいわけではない。立派に一人で生きていける。今までだってそうして生きてきた。これからだって大丈夫だ。だけど、近くに居てさりげなく支えてくれる。そんな人がいる。そして、その人が信じられると思ったとき、一緒に生きたっていい . . . 本文を読む
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