瀬尾まいこのデビュー作である。第2作の『図書館の神さま』以降の作品は、全てリアルタイムで読んでいるのに、この作品だけは、なぜか今まで読む機会に恵まれなかった。
中篇2作が収められている。2作とも子供を主人公にして、ちょっとした児童文学の装いをしている。そんな中で、不完全な家族が、だからこそより強い絆で結ばれていく様が、とても優しくて力強いタッチで描かれていく。
父親不在の(作者の実体験で . . . 本文を読む
どうしてどいつも、こいつもこんなふうに『用心棒』が大好きなんだろうか。三池崇史の『ジャンゴ』に続いて、この映画も、である。いささか食傷気味。しかも、出来がよかったなら、ともかく、これではちょっとなぁ。
あのシンプルなストーリーを生かし切るだけの演出力がないのなら、もっと小細工だらけの、練りに練ったストーリーを作ってくれよ、と思う。2つの組織があって用心棒(この場合は殺し屋)があっちこっちに行 . . . 本文を読む