一体なんでこんなにも歌を歌うシーンがあるんだろう?全く意味がない。もちろんそのくだらなさが作品の魅力になるのならそれもまた一興と言えるだろう。だが、これだけひつこくやっているのにまるで楽しくならない。全22曲なつかしの名曲が出てきたらしい。たしかにそうだと、思う。だが、それがどうした?
こういう毒にも薬にもならない話を芝居にしようとなぜ思ったのだろうか。バカに徹してくれたならまだ許せるが、そ . . . 本文を読む
だいたいこの芝居自体には、本当は何の意味もない。だいたい普通なら「演劇とは何か」というテーマのもとに作られた芝居なんてとても見る気にならない、というのが本音ではないか。なのに、このとても見る気が起きないような芝居がとんでもないエンタメしてるのだ。驚け!(いや、驚いたのはこの僕なのだが)
正直言ってかなり驚いた。これをメタ演劇なんていいません。これは演劇コントとでも言うべき性格のものだろうと思 . . . 本文を読む