それにしても、《2本立!》 なんとも懐かしい響きだ。昔はほとんどの日本映画が2本立だった。外国映画だってB級映画は2本セットで公開された。場末の2番館なんて3本立、4本立なんてのもあった。今ではなんでもかんでも1本で公開される。貧乏な人は劇場で映画を見るな、と言われているようだ。まぁ、今ではレンタルで安く映画がいつでも見れるから、わざわざ劇場で見るようなケースは特別なことなのかもしれない。今回の . . . 本文を読む
こういうスタイルの映画は山盛りある。1日の話で、24時間の中で、いろんな人たちがそれぞれの場所で、悲喜こもごものドラマを体験していくというドラマをスケッチしていく群像劇。数年前に日本映画でも『大停電の夜に』という映画があった。『ナッシュビル』『ウエディング』、そして『ショートカッツ』など多数の作品でそのやり方を踏み、得意としてきたロバート・アルトマンや、僕の大好きな映画であるポール・トーマス・ア . . . 本文を読む