こんなにも暗くて救いのない話が、なぜたくさんの読者から支持されるのだろうか。僕にはよくわからない。東野圭吾のあの分厚い小説はベストセラーとなり、その後TVドラマ化されたり、韓国で映画化されたりして、ようやく(というか、とうとう、というか)今回日本でも映画化された。
監督は、『狼少女』でデビューした時は、この人はすぐに消える運命にある、と思わせた深川栄洋。まだ若い彼がその後どんどん商業映画をこ . . . 本文を読む
CIAを引退しためちゃちゃ凄いオヤジがいて、彼がかつての職場であり、仲間もいるCIAを相手にして、好き放題してしまうアクション映画。
昨年秋に公開されたスタローンたちマッチョおやじによるアクション映画『エクスペンダブルス』のような映画か、と思って見たのだが、これはもっと軽くて、どちらかというとトム・クルースの『ナイト&デイ』のような感じの映画だった。あれのオヤジバージョン。
ブルース・ウ . . . 本文を読む