これはもうひとつの『フィールド・オブ・ドリームス』ではないか。もちろんあの世紀の傑作のような凄い作品ではない。これはとても小さな作品だ。しかも、とても甘口の映画だ。だが、その底に流れるものは同じだ。
事故によって弟を失った兄は、毎日夕暮れになると森の中で死んだはずの弟と会う。2人でキャッチボールをする。約束したから。もう5年間になる。毎日欠かさずここにやってきて話をする。あの日から彼の時間は . . . 本文を読む
思いもしない展開だった。途中から何度も本を閉じてしまいたくなった。こんな暗い話になるなんて。第1巻の時には全く想像しなかった予想外もいいところだ。あんまりである。ヒロインの南があんな形でドラマから消えていくことになるなんて。さらにはラストで、金窪先生を自分の手で葬ってしまうなんて酷すぎる。主人公の津島サトルは最悪の人間になり、ダークサイドに落ちていく。これじゃあ『スターウォーズ』のダースベーダー . . . 本文を読む
こんな子供向けのアニメーション映画を、わざわざ劇場まで一人で見に行く大人はきっと僕しかいないだろう、と胸を張ってTOHOシネマズ梅田に行く。せっかくTOHOシネマの1ヶ月無料パスを手に入れたのだ。こうなったらとことん極めてやろうではないか。
一生に一度のチャンスなので、この12月、東宝で上映中のすべての映画を見ることにした。今後も年末まで、まだ見ていない映画は本来なら絶対に見ない映画も見続け . . . 本文を読む
このアニメもTVとか、アニメとか、になったものらしい。ジャンプに連載されているようだ。地獄の門が開いて、死者がやってくる。それを死に神たちが退治する、というような話だ。それなりに見ていられる。地獄の亡者たちが、封印をとかれてもう一度現世にやってくるために、主人公の黒崎一護を利用しようとする。
スケールの大きいお話で、次から次へとすごい敵がやってきて、倒しても倒しても次がある、というまぁおきま . . . 本文を読む
クアラルンプールに数年前に出来た(たぶん)大型ショッピングモール、パビリオンにあるシネコンで偶然上映されていた。日本での公開はまだ随分先のようだが、一足お先に見ることにした。当然のことだが、とてもおしゃれで豪華な映画館だったが、いつものことだが、異国の映画館では思いもしないことが起こる。
レイトショーだったので、なんと入場料が8リンギットだった。ロードショーなのにこれは衝撃プライスである。( . . . 本文を読む
なかなかいいセンスのタイトルだと思った。チラシのイラストもかわいいし。でも、チラシに書かれてあるこの公演の内容にはかなり不安が。見た作品は心配した通りのものだった。
なんと、2時間20分に及ぶショーである。僕はこれを芝居とは呼ばない。漫才あり、短い芝居があり、(あっ、芝居って言ってしまった!)大喜利があって、コントを挟んで、最後に1時間くらいの少し長めの芝居もある。芝居は一応、お笑いと、人情 . . . 本文を読む