横山拓也さんの作、演出による作品だから、見に行った。初演は見ていない。売込隊ビームで、これをやったわけではないようだ。メイシアターの企画ものとして上演された作品らしい。もっと、とことん原作を改変したなら、よかったのだが、さすがにそれは出来なかったのだろう。原作であるシェイクスピアの戯曲に縛られて、中途半端な内容になっている。ここから何を見せようとするのかが、よくはわからない。
原作の持つ世界 . . . 本文を読む
こういう心暖まるヒューマンドラマが、全米で3週連続№1ヒットする、っていかにも、って感じだ。でも、アホっぽいアメコミ・ヒーローものが、受けるよりもいいのではないか。特別すごい映画、というわけではない。だが、丁寧に作られてあるし、2時間半に及ぶ長尺なのに、最後まで飽きさせない。それほど長さを感じさせない。
1960年代、まだ黒人メイドが差別されていた時代の話だ。ひとりのちょっと勘違い白人女が、 . . . 本文を読む