ジャ・ジャンクーの新作である。何はさておき、まず、これを見なくては始まらない。その他の映画なんか見ている場合ではない。
初めて彼の『世界』を見た時から、僕はいろんなことを考えなおすことにした。10年ほど前の話だ。その時、まず、中国に行かなくてはならない、と思った。世界ではとんでもないことが起きていると思ったのだ。そしてこの世界が終るのではないか、と思った。それくらいに衝撃的な映画だった。北京 . . . 本文を読む
このタイトルは、「男だけの世界」という意味ではない、と本人が「まえがき」でも述べている。だいたい、こういう短編集に「まえがき」があるということ自身が驚きだ。作品の成立事情なら、「あとがき」で十分ではないか。というか、そういうものがいらない、と考えるのが普通だ。もちろん、村上春樹自身がそんなこと百も承知。でも、敢えてそれをするのには、彼なりの事情というものがあったのだろう。これは、そういうエクスキ . . . 本文を読む
こういう何も考えなくても大丈夫そうなアクション映画が見たかった。特に疲れた体を癒すのにはこういうのが最適なのだ。平日の夜、風呂上りに見る映画は、気合の入ったアート映画ではなく、ハリウッドの単純アクションしか受け付けない。劇場で見る映画だって、最近は面倒そうなものを避ける傾向がある。自分にゆとりのない人間はどうしてもそうなる。
なんだか、悲しいなぁ。ツタヤには、まだ見ていない、でも、必ず面白い . . . 本文を読む