今週はこれ1本。これで今年20本目の芝居となる。最近、芝居をあまり見ない。見たいと思うものがあまりないからだ。でも、見たいものはちゃんと見ているから、それでいい。
浪花グランドロマンがテント興行を一時中断して、新たな覚悟で挑む本作は、なんと別役作品だ。小さなサイズのチラシもかわいい。今までのNGRとは一味違う作品に仕上がっている。
「不条理と不可思議たっぷりの、別役ワールドな2 . . . 本文を読む
この本、読んだことある、と思わせるのは、『家日和』も『我が家の問題』も既に読んでいるからだ。おなじようなお話が並んでいて既視感を抱かせる。(それは内容だけでなく本自体の装丁デザインも同じだからなのだが。)
でも、いつもながら、上手い。引き込まれる。どこにでもありそうな普通の家族の話なのだ。でも、それがこんなにも、心に沁みてくる。どんどん読み進めて、すぐに終わる。後に残らない。それ . . . 本文を読む