第4回ポプラ社小説新人賞受賞作、ということらしい。まぁ、そんなことはどうでもよろしい。要はおもしろいか、どうか、だ。賞はその指針になるのならいいし、まぁ、普通はあまりならないから信じない方がいい。
で、僕だが、この風変わりな小説に魅了される。いろんなものの棺桶を売る雑貨屋って、どうよ、と思うけど、そういう奇抜な発想が巧く機能する。なんでもないお話なのに、なんだか不 . . . 本文を読む
このドキュメンタリー映画が見たかったけど、劇場公開時に見ることが出来なかった。DVDもまだ出ていない。なのに、先日NHKで放送されていた。しかも、これが2度目。(1度目は正月頃で、見逃した)ようやく、目的を達した。見てよかった。こんなどうでもいいような内容の映画なのに、それがどんなことよりも大事。そう思う。
4人の子供たちのお話が並行して描かれていく。家から学校ま . . . 本文を読む
もちろんいつもの通り、たまたまのことなのだが、どうしていつも同じ時期に、こんなふうに同じタイプの作品を手に取ることになるのか。なぜか、よく似た傾向の作品は連鎖していくのだ。辻村深月の新作が出ていたからどんなお話なのかも知らずに読み始めたら、一昨日見た映画『最愛の子』と連動するような内容で驚く。さらには、昨日見た南船北馬『これぽっちの。』とも通じる。子供を産んだばかり . . . 本文を読む