シニア劇団は元気だ。劇団大阪は彼らを組織して増殖していく。劇団内に、いくつもの集団をシニアで作るつもりか。卒業して終わり、ではなく、そこをスタート点として本格的に劇団として活動していく。さらには年度ごとの集団でも交流する。今回も2次生である豊麗線のメンバーがサポートしている。もちろん、劇団大阪自身のサポートもある。
とても丁寧に作られてある。ただのシニアの発表会で . . . 本文を読む
この変な映画は「ロブスター」「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」で注目を集めたギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモスの新作だ。先の2先品と比べるとその変さ加減は少し抑え気味だけど、これでもこの手の映画とは思えないほどの異常度だろう。王室を舞台にしたきらびやかな絵巻物を期待したら手痛い目に遭う。まぁ、彼の映画にそんなものを期待するわけはないけど。
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こういう小さな映画が好きだ。マーク・ウェブは最初の『(500)日のサマー』が素晴らしかったのに、大作『スパイダーマン ホームカミング』を任されてバランス欠いた作品を作ってしまう。でも、あれはあれでチャーミングだったけど、きっと世の中の期待には添わなかったはずだ。『ギフテッド』も悪くはなかったけど、彼にはこういう青春映画が似合う。この自画像のような作品は誰もが感じる「生きていくことの . . . 本文を読む