1昨年の夏に公開された大作映画である。この手の戦争大作は大事にされ必ずヒットするというのが日本での定番だった。でも、もうそういう時代ではなくなったのだろう。コロナ禍での公開というハンディもあっただろうが、無残な興行となってしまった。ハリウッドの大作映画で、太平洋戦争を描く映画で、日本人キャストが重要な役でキャスティングされている。ただそれだけで注目される時代は終わった。
真面目な映画である。史実 . . . 本文を読む
こういうタイプの本は読まない。だけど、なんとなく手に取り、なんとなく借りてしまった。どうしてタイトルが漢字のところ以外をカタカナ表記したんだろうか、とか。作者の名前何て読むんだろうか、とか。どうでもいいようなことが気になった。「伊智」と書いてそのまま「いち」と読ませるらしい。不思議でも何でもないけど、そこが反対に、なんだか変な気分にさせるのだ。
7話からなる短編連作小説である。まぁ、よくあるパタ . . . 本文を読む