またまたマーベルコミックの新作である。今回は医者でヒーロー。魔法を身に付ける。不思議の世界で戦う。とりあえずの新機軸は用意した。あとはそれをどうアレンジして見せるか、そこが監督の腕の振るいどころ。予告編で見た目の前の空間がどんどん位相を変えていくシーン(『インセプション』みたいな)は面白そうで、少し期待した。
しかし、予想に反して、つまらない映画でがっかりした。上から目線の天才医師が、事故にあって手が不自由になる。もう医者としては使い物にならない。ショックから立ち直れない。しかし、不思議な力で、西洋医学から見棄てられた彼を治療できる人がいると知る。そこでネパールに向かい、そこで修行して、その力を身につける。
まぁ、相変わらずバカバカしい設定なのだが、そんなことはどうでもいい。要はそれを楽しめるか、否かなのだ。だが、映画はあまりテンポがよくないから、なかなか乗りきれない。それはカトマンズに行ってからも同じ。カンフー映画のような展開なのだが、そこではただおきまりのストーリーが流れていくだけ。アクションもそこそこだけど、弾まない。
終盤の時空間を超えた戦いのシーンも、長いだけで、だんだん飽きてくる。お話の仕掛けがあまりうまく機能していないのだ。驚異のビジュアル(確かにすごいよ!)なんて、すぐに飽きるから。
エンドタイトルの後、2回もおまけのエピソードが用意されている。もうお決まりになりつつある。それは次回作の予告編でもある。『アベンジャーズ』の新作に参戦とか、『マイティ・ソー』の新作にも登場とか、もちろん、『ドクター・ストレンジ2』のこととか、もういいや、と思うほどの露出だ。
映画の始まる前には『スパイダーマン』の新作の予告編がさっそく上映されていた。そこにはアイアンマンが出てきて、(ロバート・ダウニーjrだけど)「アベンジャーズにはお前は入れないぞ、」とか言っていたけど、なんかここまで続々とヒーローたちのオンパレードには、さすがの僕もうんざりする。
しかし、予想に反して、つまらない映画でがっかりした。上から目線の天才医師が、事故にあって手が不自由になる。もう医者としては使い物にならない。ショックから立ち直れない。しかし、不思議な力で、西洋医学から見棄てられた彼を治療できる人がいると知る。そこでネパールに向かい、そこで修行して、その力を身につける。
まぁ、相変わらずバカバカしい設定なのだが、そんなことはどうでもいい。要はそれを楽しめるか、否かなのだ。だが、映画はあまりテンポがよくないから、なかなか乗りきれない。それはカトマンズに行ってからも同じ。カンフー映画のような展開なのだが、そこではただおきまりのストーリーが流れていくだけ。アクションもそこそこだけど、弾まない。
終盤の時空間を超えた戦いのシーンも、長いだけで、だんだん飽きてくる。お話の仕掛けがあまりうまく機能していないのだ。驚異のビジュアル(確かにすごいよ!)なんて、すぐに飽きるから。
エンドタイトルの後、2回もおまけのエピソードが用意されている。もうお決まりになりつつある。それは次回作の予告編でもある。『アベンジャーズ』の新作に参戦とか、『マイティ・ソー』の新作にも登場とか、もちろん、『ドクター・ストレンジ2』のこととか、もういいや、と思うほどの露出だ。
映画の始まる前には『スパイダーマン』の新作の予告編がさっそく上映されていた。そこにはアイアンマンが出てきて、(ロバート・ダウニーjrだけど)「アベンジャーズにはお前は入れないぞ、」とか言っていたけど、なんかここまで続々とヒーローたちのオンパレードには、さすがの僕もうんざりする。