大好きなクラシック音楽、本、美味しいお店、旅行などの記録です。
休日はソファの上でリラックス!
「うどんバカ一代」(高松市)
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前回の瀬戸大橋越えが10月25日だったので約2ヵ月振りの香川入りです。家族の都合で年内はもう機会がないので今年最後の讃岐うどんになります。
今年最後の4軒をどこにするか迷いましたが、未訪問店の中から「うどんバカ一代」、「わら家」、「安並」、「清水屋」を選びました。リストアップした「さか枝」、「大円」、「かすが町市場」、「明水亭」などは来年回しです。
まず高松市街郊外の「うどんバカ一代」です。「さとなおcom」で10年振りの讃岐うどん巡りのメモがあり、食べた7軒の中で特に「うどんバカ一代」と「一福」に感激したとありました。「一福」は経験あるので「バカ一代」です。
最近は坂出以西が多く久しぶりの高松市近郊です。しかも市街地に近いので駐車場を心配しましたが朝8時半過ぎと早かったので店裏にある駐車場(5台分)も空いていました。私は冷たいぶっかけ、妻はこの店の人気メニューという釜バターにしました。
ぶっかけの麺はがちっとした噛み応えのあるコシの強い麺です。久しぶりにキターという印象です。どちらかというとしなやかな柔らかめの麺好みの私には、これ以上コシが強いと硬すぎると感じるのですが絶妙な強さがあります。
讃岐うどんのコシの強さの好みは人それぞれで、ある人には最高の麺もある人には少し硬く感じることもあります。その店のコシの強さが自分好みかどうかは他人の文章を読んでもよく分かりません。食べてみるしかありません。この店の麺は店名どおりなのか気合の入った剛麺です。
釜バターは、釜揚げ麺に黒コショウ、バターに卵を乗せて混ぜ合わせて食べるものです。香りはまさにカルボナーラ、食べてみてもカルボナーラです。妻もカルボナーラそのものと笑っていましたが美味しいと気に入ったようです。生クリームが無くてもカルボナーラになるんだ、今度家でやってみようと言っていました。
全体の味はよいのですが、麺がふにゃっとなっていてこの店の剛麺の特徴が消えています。釜揚げなので仕方ないのでしょうがもう少しコシを残した方がよいような気がしました。
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「わら家」(高松市)
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2店目は「わら家」です。四国村という観光施設に隣接していて観光客を団体で受け入れる超大型の釜揚げうどん専門店ですが、地元のうどん好きからも高い評価を受けている店みたいです。西の「長田in香の香」に対して東の「わら家」と称されています。
開店直後で広い店内には先客1組でした。食券を買ってテーブルで待ちます。まずダシが大きな徳利に入れて熱々で出てきます。蓋を開けるとイリコの匂いが香り立つので一口飲んでみるとダシが胃の中に染み渡ります。これは旨い。名物という千切りの青葱も出てくるので猪口に入れて食べる準備完了です。
釜揚げ麺はシュンとしたストレート麺です。これといった強い特徴はないのですが、濃いめのダシ、アクセントの青葱と一体となってツルツル食べられます。ダシに一度浸けた麺を取り分けて子供達が食べていたのですが、これじゃあ足りないと思い、ダシをトクトクと継ぎ足してやりました。
この店はダシと青葱が主役かもしれません。私は気に入りました。記憶が定かでないのですが、「長田in香の香」のダシはここまで印象に残らなかったので、私は「わら家」の方に軍配を上げたいです。
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「安並」(観音寺市)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/a7/83a5101bf346ef803ac2fab3f3b98dcd.jpg)
この店は「はじめてのさぬきうどん」で存在を初めて知りました。サイト管理者ごまさん特薦の店の一軒です。「さぬきうどん全店制覇」にも載っていません。場所はさぬき豊中ICの近くで「SIRAKAWA」の本当にすぐ側です。
店は交差点の角にありますが普通の目立たない建物なので分かりにくいです。分かりにくいことを知っていましたがそれでも一度通り過ぎてしまいました。店の前に5~6台駐車できるスペースがあります。
営業時間は日曜日を除く10:00~14:00です。10時30分頃に到着すると暖簾が掛かっていません。あれ、やってしまったかと扉を開けると、これから開けますとのこと。ほっとしました。
店内は厨房丸見えのオープンスペースで気持ちいい作り、美味そうな雰囲気があります。大将が麺を打っていて、奥さんが麺を茹でています。
冷たい麺を頼んで、セルフでひやひやにしました。天ぷらがレンコンとイモしかなかったのでチクワはないのか聞くと今日はないとのことでしたが作ってくれました。
大将は「中村」で修行したと読んでいましたが、それを知らなくても分かるなかむら系のちゅるちゅるグミ麺です。本家に比べると細めで伸びる。お気に入りの「一福」に似ています。弾力は「一福」のほうが強いでしょうか。優しいしなやかさがあります。ダシもすっきりとしていて上品、この麺とダシは最高です。
そしてチクワ天もサクサクで美味しかったです。揚げたてだったので余計に良かったという共通点はありますが、「灸まんうどん」、「もり家」、「SIRAKAWA」と並んで絶品と感じたチクワ天でした。
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「清水屋」(善通寺市)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/33/dcb765b0f65117070b7844b28b83c667.jpg)
本日の最後は善通寺の「清水屋」です。商店街の一角にあり店の駐車場はないので近くに停めます。
入店すると3人組と1人客でいずれも学生風です。大学が近くにあるからでしょうか。県外巡回者か昔ながらの地元客風が大半のうどん店とは客層が違います。
私は「ひやひや」、妻は「ぶっかけ」を注文しました。麺は口にいれるとごわっとした食感があり硬めかなと思いきやすっと噛み切れるちょっと変わった麺です。小麦粉の香りが感じられて美味しいです。
ダシもイリコが効いてすっきりとしていて味わい深いです。今日は「わら家」、「安並」、「清水屋」とイリコの風味のしっかりしたダシの店が続きます。体調がいいのか、体が求めているのか、舌と胃腸がうまいと感じます。今更ながら讃岐うどんのダシに目覚めたのかもしれません。
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