「ぴょんぴょん舎」(盛岡駅前店)

          

 おそらく8~9年ぶりの盛岡です。前回は、盛岡冷麺元祖の「食道園」、もう一店有名焼肉店、そしてぴょんぴょん舎で焼肉、冷麺を食べて、じゃじゃ麺は聖地である白龍(パイロン)で頂いた筈です。

 今回もちょっと調べたところ大きく状況は変わっていなかったようなので、初日夜「食道園」、2日目昼「白龍」をイメージしていました。

 夜、ホテルに着いてから出掛けたのですが、疲れていて歩く気力がなかったので予定変更で駅前の「ぴょんぴょん舎」です。前回は、ここだけ冷麺専門店だったと記憶しているのですが、焼肉・冷麺の店になっていました。

 ぴょんぴょん舎は、首都圏にも銀座とラゾーナ川崎のフードコートに店舗があり、私はどちらも複数回行っていて珍しくはないので駅前の新規店開拓(盛楼閣…帰って調べたところやはり有力店)と迷ったのですが、気軽に食べたい気分が勝りぴょん舎にしました。

 意外と大型店舗で、2階にあるカウンター(丸テーブル)に通されましたが、ほぼ満席です。地元でもこんなに人気の店だったんだと感嘆していたのですが、生誕祭ウィークらしく、生ビール500円→300円、冷麺770円→500円などお得な料金設定のためだったことも理由のようです。

 生ビール、焼酎に焼肉を2皿いただいた後、冷麺を激辛で注文しました。弾力のあるむにゅーとした麺、味付けも具材もいいけど、主役は麺です。この食感、本場の味です。地元老舗焼肉屋系もいいのですが、大衆的なぴょんぴょん舎も好きです。ほろ酔い気分の締めで食べる冷麺、最高です。


 2日目昼は計画どおり白龍にも近づいたのですが、近くの駐車場が満杯で冷麺の満足感もありパスすることにしました。




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「松竹」(一関)

          

 仙台駅で待ち時間があり、牛タンを食べようか迷ったのですが強く惹かれなかったのでパスしました。そして新幹線で移動、岩手県の一ノ関駅で降りてレンタカー店舗に向かう途中、キャリーバッグを持った出張サラリーマン風3人が入店し、3~4人組のおじさん方が出てきた賑わっていそうな店がありました。「割烹松竹」、うなぎとかカツ丼の看板があります。

 昼食抜きのつもりでしたが勢いで入店しました。4人掛けのテーブルが7つ、広い店内は混雑していますが、空きテーブルがあったので着席しました。店内には芸能人の色紙がぐるっと貼られています。2階もあるようで人がどんどん来ます。有名店なのかもしれません。

 メニューを見ると週刊誌に紹介されたカラー写真記事(おそらく週刊現代)が貼ってあり、ソースカツ丼が名物のようです。鰻も看板のようですが田舎とはいえ都会並の料金だったので、ソースカツ丼です。メニューには、カツ丼870円、ヒレカツ丼1340円とあり、おそらくカツ丼はソースカツ丼のことだろうと注文したのですが、少し頭が混乱してたのか間違って「ヒレカツ丼」と言ってしまいました。すぐに気付いて「ソースカツ丼」と言い直したのですが、お母さんから「大丈夫ですよ、ヒレのソースカツ丼ですね」とにこやかに返されました。

 他のお客さんの注文も並、ヒレ半々だったのでまあいいかと諦めました。小奇麗な店内と厨房と接客スタッフの活気あるやり取りから実に美味そうな雰囲気があり、これは間違いないという感じです。並とヒレの料金差も大きく期待は膨らみます。


 ところが、出てきた丼は普通というか、地味な感じです。あれ? 口にすると普通においしいソースカツ丼です。個人的には一般的な卵とじも好きですが、長野県の中央アルプス麓系のソースに浸ける系も大好き。ここのソースカツ丼はさっくり揚がったカツに甘いソースの標準的なカツ丼です。美味しくペロリといただけたのですが、田舎の繁盛店という期待値からは普通だったのでちょっと拍子抜けです。

 それでももちろん美味いです。ただ、これが1340円なのか、そして芸能人の色紙が並ぶほどかなあという印象はあります。870円の並の味はどうだったのかシマッタ感もありました(メニューに貼られた週刊誌の記事は並カツ丼の紹介でした)。

 コスパは微妙ですが、気持ちよく食事できて、美味しかったのは間違いない。一ノ関駅ならこれからも注目の食堂です。




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