「まるた食堂」(都城)

          

 九州1泊2日の食事記録です。


 初日の昼は宮崎県都城市、チキン南蛮を食べたいと探したところ「まるた食堂」がありました。チキン南蛮は、宮崎空港内のレストランで2~3度、食べたのですが(東京、神奈川でも食べられますが)、すごく美味しくて、地元人気店でのモノはどれだけなんだろう、いつかと思っていました。


          

 同じ「まるた」という地味なスーパーに隣接している食堂です。平日13時すぎに店に着いたのですが、駐車場はほぼ満杯で店の外に8人も並んでいます。こんな田舎(すいません)の平日昼過ぎなのに、本当に人気なんだと驚きです。名前を書いて待つこと暫し。店内はカウンター6席にテーブルが結構な数あるつくりです。



          

 チキン南蛮の店ということではなく、地元で人気の大衆食堂(少しレストラン風)です。一旦気持ちをリセットしてメニューを眺めるのですがいろいろあって絞りにくい感じです。スタッフにどれが人気か訊いてみたところ、「うーん、今日はハーブ牛さがりとホルモン鉄板焼き定食がお勧めなのですが、もう終わってしまったので・・・どれも人気ですが、よくばり定食とか、スペシャル定食もよく出ます」とのこと。ただ、人気品を寄せ集めたようなお得メニューは野暮で避けたい気もして迷っていたところ、他のお客さんを見ると鉄板風が多そうだったので、「鉄板ハーブ牛スライス肉野菜炒め定食」(1050円)にしました。

 改めて目の前の調理風景を眺めると、ご主人とそのお母さんでしょうかを中心に広い厨房の中でスタッフ4~5人がきびきびと動いていて、実に美味そうな雰囲気があります。
 これは間違いない、ああ、こういう店だからこそ、本場本物のチキン南蛮を食べるべきだったんじゃないかと少し後悔です。黒板に人気メニューとして、「スペシャル定食、ハーブ牛さがりとホルモン鉄板焼き定食、チキン南蛮」と書いてありました。

 ところが・・・ジュウジュウと鳴る鉄板で出てきた定食は、激うま。超うまです。ボリュームある牛肉がうまい。メニューに同級生の大形君のところから仕入れているハーブ牛とあります。オイスターソース風の肉野菜炒めの味付けとしてはオーソドックスで口に合うのですが、牛肉が美味いので、全体の満足感が違います。量も多いしこれは人気になります。若い学生風の4人組がうれしそうに行列に並んでいたのも納得です。

(ただ、お替りしてくださいと書いてあるご飯と味噌汁は標準より落ちると感じました。たまたまなのか、ちょっと分かりません。)


 遠いので次回があるかどうか不明ですがチキン南蛮も食べたいです。今日は何を食べようか、迷う街の人気店、こういう食堂がある街は幸せです。




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
   次ページ »