グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

ベニシタンの赤い果実

2010年10月07日 | 室蘭・四季の野花&花木
秋の日差しを受けてベニシタンが、小さな小さなリンゴのような艶やかな果実をたわわに実ら
せている。赤い実を付けた樹形も見応えがありますが、暫らくすると密に付けた小さな葉を濃紅色に
紅葉させます。
実は野鳥の大好物。冬、山野に雪が降り餌が乏しくなると、庭に飛んで来て一つ残らず啄ばんでい
きます。



半球形に刈り込んでいますが、本来は枝を縦横無尽に伸ばし成長する低木
です。また、芽吹きが旺盛ですので、春から夏の間は樹形を保つために随時、茶摘
のように新芽を摘み取っています。




ベニシタンは基本となる幹は有りません。地中から数本の細い幹を立ち上げ
先端に小枝を無数に分岐させる。それらが寄り集まり半球形の樹形を形作っていま
す。それぞれの幹は細くきゃしゃですが、栽培してから25年が経過しました。
 
 
   学名:Cotonester horizontalis
   和名:ベニシタン(紅紫檀)・耐寒性落葉低木(バラ科シャリントン属)          
          
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イヌサフランの花

2010年10月07日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)
当地では、この時期から咲き出す花は菊を除いて稀だが、イヌサフランの花が咲き始めた。
葉のない茎を15cmほど伸ばした先端に、クロッカスを連想させる漏斗状の形をした薄ピンク色の
花を咲かせている。春に葉を生やし初夏を過ぎると全ての葉を落とす。そして、秋になると花を咲か
せるユニークな生態の植物です。




地中から芽生えた時には既にピンク色の蕾。花はクロッカスに似て可憐。
花名にサフランと付くが本来のサフランは、アヤメ科クロッカス属の全く別の花
です。

     学名:Colchicum autumnale
     和名:イヌサフラン・耐寒性球根草(ユリ科イヌサフラン属)
コメント (2)
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