絵鞆岬、いつもはカメラを北西の方角、大黒島と室蘭港の入口に向けた画像を投稿
していますが、今日のカメラアングルは南の方向の景観です。
噴火湾を隔て遥か37km、対岸の渡島半島に君臨する活火山、駒ヶ岳と下段の画像は
函館市恵山岬の遠望です。
昨晩から早朝にかけて、まとまった雨を降らせた雨雲は遠ざかる。あとには、透き通るよ
うな7月の空が広がりました。
オニシモツケ。今の季節、絵鞆半島に咲く花の主役です。道路沿いや草地で風に花を
なびかせながら咲いています。チシマアザミ。別名ではエゾアザミ、薄パープル色の優しげな雰囲気の花を咲かせて
いる。道内に多く自生する北方系のアザミです。マスイチの展望台の付近には、ガマズミが多く自生する。ほのかな香りを放しながら
小さな花を密に集め、花を咲かせています。秋には、ルビーのような赤い果実を実らせま
す。測量山は、絵鞆半島で一番高い場所。標高199mほどの小山だが、海から直接そそ
り立つ。
山頂には、NHKや民放の電波塔が林立する。周辺は、山野草探索やバードウォチング
の絶フィールドです。ナンテンハギ、葉が南天に似ていることからの草名。この花が咲きだす当地でも夏の
訪れです。クルマユリ。花名の由来は、7~8枚ほどの葉を車輪状に生やす事から。この時期に
なると、株数は少ないが観光道路際や女測量山の散策沿いで鮮やかなオレンジ色の花を
咲かせる。花径は小さく、5cmほど花びらを外側にカールさせ、俯き加減に花を咲かせて
います。