住宅地の端を巡る道路沿いの雑木林は、市内有数のカタクリの自生地です。株数は推測で
は数千株。春の妖精・スプリングエフェメラルたちが今年も可憐な花を咲かせはじめました。
カタクリと咲き競うように、キクザキイチゲ(菊咲一華)も清楚な花を咲かせ始めました。陽射
しを受けると、独特のグラデーションを花びらに浮かび上がらせます。
ナニワズ(難波津)は、道内や北日本に分布する沈丁花によく似た花を咲かせる低木です。
エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)。道内に咲くエンゴサクは、鮮やかな青色系が主体です。一方、
本州方面では赤色系が多く、別種と見る説もあるようです。
エゾエンゴサクの白花です。一説では白花カタクリの出現頻度は1本/1〜5万本。さらに、
白花エンゴサクは出現頻度が低いと言われている貴重な植物です。
(18日、写真の一部・ 追加更新しました)