本州方面に比べ約一ヶ月ほど遅れ、当地にもようやく本格的な春が訪れて来ました。海岸線
から僅かに離れた、内陸部に広がる畑作地帯からの光景です。秋蒔き小麦の畑の緑の葉が目
に鮮やかに映り込みます。
キタコブシ(北辛夷)が桜に先駆けて花を咲かせ始めました。青空を背景に咲くモクレンに似
た花は遠くからでも目立ちます。花は香りが良いと聞くが、樹高は20メートルほど。未知の香り
に興味を抱かされます。
道端の土手を占有するように、姫踊子草(ヒメオドリコソウ)が群生する。殖力が、極めて強く、
絨毯を敷き占めたように赤紫色の花を咲かせています。元々の原産地はヨーロッパ、明治時代
に牧草に紛れ渡来した外来植物です。
桜前線が到着しました。
種類は分かりませんが、早咲きの桜が開花しました。下の画像は、北海道を代表するエゾヤマ
ザクラ、明日にも開花しそうな蕾です。
牧草地の中で花を咲かせる野生化した水仙です。一枚一枚の花弁は乱舞状態で、輝くよう
な黄色の花を咲かせています。ほかの牧草地では、全く見る事ができない珍しい光景です。