エゾムラサキツツジが花を咲かせ始めました。当地では、春を迎えると一番初めに開花する
ツツジです。赤紫色の花は、一挙に春の季節感を醸し出してくれます。家々の庭や道路際の植
え込みなどで、よく目に止まる花木でが、本来は山地の崖などに自生する半常緑低木です。
ブラキカム・アングスティフォリアです。流通名はヒメコスモス(姫秋桜)。冬の間は、鉢を屋内
に取り込み、春から秋には屋外で育てています。
細い茎を長く伸ばします。株の形を整えるため、都度、浅い刈り込みを行っています。さらに、
高温多湿に少々弱いため的確な夏越しが必要です。その他は 液肥を年に2~3回ほど与える
だけで、まったく手の掛からない多年草です。
先日、投稿しました蕾の状態のチ オノドクサが、ほぼ満開になりました。小さな星形の花は、
庭に春を演出してくれます。
チオノドクサの花名は、日本語的な響きを受けますが、あくまでもギリシャ語=Chiono(雪)と
doxa(輝き)、二つの言葉の組み合わせ。和名では、ユキドケユリ(雪解け百合)と美しい花名
を持つ球根草です。