近ごろ、当ブログの投稿記事は寒さを通り越し、身体の芯まで凍りつくような画像や記事の連載。
少しでも、目から 温もりを感じる題材はと家の中を探し、陶磁器のコーヒーカップと茶器が 目に止
まる。
我が家では何故か、コーヒーカップや急須・湯飲みなどが多い。あくまでも、特別な品ではなく
日常品です。今回は、カップボード内で待機中の陶磁器2点です。一点目は、愛媛県松山市の近郊、
伊予砥部町の砥部焼。このコーヒーカップは10数年前に松山市の知人からの頂き物です。白磁に
躍動感がほとばしる絵付けが施されています。愛媛県の伝統工芸品「砥部焼」の第一人者塩見氏の
神郷窯で作られたものです。
2点目は有田焼の窯元深川製磁の急須と湯飲みです。陶磁器には精通していませんが、高温焼成
により作られた 透き通るような白磁。藍色の染付は「フカガワブルー」と呼ばれ、素人目にも名工
の卓越した技を感じます。
深川製磁の製品には、「富士山と 流水」のマークがバックスタンプとして焼染められています。