冬日の追直漁港、磯舟の陸揚げ場からの眺望です。
漁港の前面には、太平洋と噴火湾の二つの大海原が広がる。沖合の海域は、スケソウダラ漁などの
良漁場。さらに、漁港内ではホタテ貝などの養殖。沿岸の岩礁地帯では、ナマコ、ウニ漁なども盛
ん。追直漁港漁は、室蘭市内を代表する風光明媚な漁港です。 漁港の一番奥、潮が引いた岸辺には赤褐色のフノリがビッシリと生える。採取の時季は間近 です。
残念ながら、摘み取れるのは漁業関係者に限られます。
毎年、漁港内には大陸方面から越冬のため渡り鳥が飛来します。大型漁船は沖の漁場に出漁中、
漁港の海面全域は渡り鳥たちフィールドです。 スズガモ(鈴鴨)が背眠中です。首を背に向け、くちばしを背中の羽の中に差し込んでいます。
くちばしには 血液が流れているそうです。水鳥の背眠は、体温保持対策の一つです。