中心市街地からほど近い場所に小さな入江がある。季節毎に数種類の野花が、断崖の岩の隙間に
根を下ろし花を咲かせます。断崖は、海面を挟み20mほど離れる、近づくことは出来ません。
ズームを駆使して撮影。草花の画像は明瞭さをか欠きますが、雰囲気だけでも感じて頂ければと思
います。
エゾノキリンソウ(蝦夷麒麟草)が、葉をビッシリと茂らせた株を覆うように黄色の花を咲かせて
います。花名に蝦夷と付きますが、全国の海岸の崖地などに自生する多年草です。
アサツキ、本来の自生適地は海岸の岩場。岩の表面にわずかに堆積する肥料が乏しい土壌でも生育
する逞しい植物です。
この小さな入江の海面は、太陽光の射し方により深緑色に輝きます。