早朝から初冬の空が広がる。先日来、吹き続けていた季節風も収まり、周囲の空気感がすこぶる
爽やか。今日は冬への歩みも足踏状態、隣町のエゾリスが生息する森の中を散策する。
オウバユリの種を弾き飛ばした種殻、自然が造り出したランプシェードです。
アカゲラやコゲラは、幹を嘴で突っつく音で居場所が分かります。習性と言えども、もう少し楽に
餌取りをと・・・。
この森の中には数匹のエゾリスが住む。好物のオニグルミの殻を噛み砕く音が森の中に響き渡る。
本格的な冬が訪れてもエゾリスは冬眠しません。すでに、夏毛から冬毛に衣替え、尾と耳毛も長く
伸ばし冬の支度完了です。
オニグルミを両手で上手に握り締めながら、殻を噛み砕き中の実を食べます。
エゾリス、通常は木の上が生活の場。チョコンと石の上に、このようなポーズは希です。サービス
タイム! 至近距離から撮影させてくれました。
ムラサキシキブと実を熟したズミ。間もなくして、野山に雪が降り積もる頃になると、ヒヨドリや
ツグミなどに全て食べ尽くされます。