落ち葉が散り積もる森の中の小道を行く。
周囲の木々のほとんどは広葉樹、秋の陽射しを浴び た、トチの葉の黄葉が鮮やかに目に映り込む。
今日は撮影日の昨日と一変。朝から 北西の風・時々小雨。さらに 日中の最高気温は一桁台。 晩秋
を通り越し、冬を彷彿させられる一日でした。
ゴジュウカラの住み家は樹洞。
変わった習性を持つ野鳥。木の幹に逆さまに止まり、頭を下に向け動き回る。さらに、飛び方は
急旋回や小回りをするなどの特技を持つ野鳥です。
艶やかな赤い実をたわわに稔らせるコリンゴ、樹名は人により まちまち。
寒さや霜にあたると酸味や渋みが抜け、野鳥たちの絶好の餌となります。
ムラサキシキブの実、ヒヨドリやメジロなどの好物。
間もなくすると食べ頃、実の鮮やかさが目立ちます。
オウバユリの種をはじかせた種殻。毎年、この時期を楽しみにしているカメラの被写体。
森の中、自然が見せてくれる造形物です。