初夏の季節を迎えたイタンキ浜の光景です。
浜に立つと、心地よく響く潮騒の中を磯の香がゆるやかに流れる。
イタンキ浜は 市内を代表する景勝地、日本の渚100選にも指定
されている風光明媚な砂浜海岸です。
イタンキ浜は、市内最大のハマナスの自生地です。
爽やかな香りを周辺に漂わせ、赤紫色の花を咲かせ始めました。
浜の後方には、高さ80メートル程の火山砕屑岩の白い崖が連なる。
エゾカンゾウ(蝦夷甘草)が、浜の後方の草むらで花を咲かせ始めました。
エゾカンゾウは、本州方面に自生するニッコウキスゲと同じユリ科の多年
草です。
大量の昆布が浜に打ち上がる。
海が底荒れすると、海底のコンブが波にもぎ取られて浜に流れつく。
元々、イタンキ浜の近海は、甘みと香りの良い天然昆布の産地です。
太平洋の大海原から波が打ち寄せる。
遥かかなたの水平線が、海と空を隔てるように果てしなく広がります。