澄み渡る 朝の空を舞台に、積乱雲崩れの雲と秋の高層雲が せめぎ合う。
撮影時の外気温は14℃、季節は秋本番へと一挙に動き始めて来ました。
朴ノ木、大きな葉と熟した紅色の果実のコントラストは一際鮮やかです。
熱帯産の果実と見間違いそうですが、食することはできません。
一方、野鳥たちには大好物な木の実です。
ゆうぜんぎく(友禅菊)、日当たりのよい土手や草むらで花を咲かせています。
原産地は北アメリカ、日本への渡来は明治時代。
生育旺盛、今では野に飛び出し元気ハツラツと・・・、キク科の帰化植物です。
モズが、牧草地の周辺を飛び交う。草穂の先端に止まるのが得意。
オスの目の周辺には、歌舞伎役者並みの黒い隈取がアクセント。
さらに、羽の色がどことなくスズメに似ている愛らしい野鳥です。
クサギ(臭木)
つややかな青色の実と紅色のガクの対比はとても鮮やかです。
ツリバナ(吊り花)、細い枝々に実をたわわに稔らせています。
実は熟れると殻が5片に裂ける。
中から飛び出す鮮やかな赤オレンジ色の種は、メジロなどの
野鳥の大好物です。