気温が高め、春靄に霞む絵鞆岬展望台からの眺望です。
室蘭港の入口に浮かぶ大黒島の遥か後方の山々も ぼんやりと霞む。
岬は、室蘭八景に選定されている当市を代表する景勝地の一ヵ所です。
岬の展望台のすぐ脇、絵鞆半島を東西に縦貫する道路が走る。
道路の港側には、岬の景観から想像しがたいほどの家々が佇む。
絵鞆半島は、大自然と人々の日常風景が交叉する特異な場所です。
岬を後に、 半島の尾根部を縦走する 測量山観光道路を東側に走る。
道の両脇、手つかずの木々が鬱蒼と生い茂る木漏れ日の中を行く。
絵鞆半島の最も高い場所の測量山は標高199.6メートル、
市内のほぼ全域から眺めことが出来る、市民になじみ深い小高い山です。
頂上付近には各放送局の電波塔が林立する。毎日日没の時間を迎えると
電波塔は数色のLEDの光で照らし出されます。
左端の白く輝く塔は展望台、室蘭港を眼下に360°の大展望が広がりま
す。
今、測量山観光道路沿いでは ニリンソウ(二輪草)が満開に花を咲かせています。
当地で、タンポポと言えばセイヨウタンポポ。その中、絵鞆半島は珍しい在来種の
エゾタンポポの生息地です。
今日、新たに測量山観光道路沿いでエゾタンポポを発見、ささやかな感動を覚える。
市内で、在来種のエゾタンポポが自生している場所を知っているのは数ヵ所。
在来種のエゾタンポポは、花の基部を包み支える部分が反り返りません。
一方、セイヨウタンポポは外側に反り返りますので容易に識別する事が
できます。
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