室蘭岳の山麓に広がる牧草地。牧草を波打たせるように、爽やかな初夏の風が流れる。朝から6月
の碧空が広がりました。一方、この晴天は午前中に限定との天気予報。予報は的中、束の間の晴れ間
でした。
農道沿いで、フランスギクとハルサキヤマガラシが花を咲かせています。ともに、遠い昔に観賞用など
の目的で、ヨーロッパから渡来。今では、繁殖力が強く庭から飛び出した帰化植物です。
牧草地に、ノビタキのさえずりが響き渡る。夏羽に衣替えしたノビタキの雄です。 この野鳥の習性は、
茎の高い草や低木の細い枝の先に好んで止まります。
今の時季、林の縁などで枝葉を広げ花を咲かせるミズキ(水木)が目に止まります。花は、純白な小花
の集合体。葉の色とのコントラストが清々しい落葉高木です。
朝日を受けて咲くオニグルミの雌花です。雌しべの先端に紅色の花を咲かせています。オニグルミは、
樹高が高い。それに反して。小さな花をチョコンと咲かせますので、目を凝らして見ないと見過ごしてしま
います。
朴の木は、初夏を代表する花木です。高い梢の先に咲く花のほとんどは空を仰ぐように開花。少々、
花を撮影することが困難です。 この朴の木は、V字形に切り込む谷の上に架かる橋の下で自生。それ
でも梢の先端は欄干よりも4~5mほど高さ。その梢で、周囲に心地よい香りを漂わせながら花を咲か
せています。
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