グリーンフォレスト (歳時日記)

近隣の自然が織りなす、春夏秋冬の風景
と庭で育てる草花の今を発信しています。
 

晩秋の森を散策

2020年11月09日 | 室蘭の景色


  
 落ち葉が散り積もる森の中の小道を行く。
  周囲の木々のほとんどは広葉樹、秋の陽射しを浴び た、
トチの葉の黄葉が鮮やかに目に映り込む。
   今日は撮影日の昨日と一変。朝から 北西の風・時々小雨。さらに 日中の最高気温は一桁台。 晩秋
    を通り越し、冬を彷彿させられる一日でした。





ゴジュウカラの住み家は樹洞。
 変わった習性を持つ野鳥。木の幹に逆さまに止まり、頭を下に向け動き回る。さらに、飛び方は
 急旋回や小回りをするなどの特技を持つ野鳥です。  
   







   艶やかな赤い実をたわわに稔らせるコリンゴ、樹名は人により まちまち。
         寒さや霜にあたると酸味や渋みが抜け、野鳥たちの絶好の餌となります。







       ムラサキシキブの実、ヒヨドリやメジロなどの好物。
               間もなくすると食べ頃、実の鮮やかさが目立ちます。




   オウバユリの種をはじかせた種殻。毎年、この時期を楽しみにしているカメラの被写体。
            森の中、自然が見せてくれる造形物です。

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紅葉の森の中に住むエゾリス

2020年11月08日 | 室蘭の景色



 近ごろ朝の気温が一挙に下がり始める。
   エゾリスの住む森の中は、深緑のクマザサの他はすべて秋色に染まる。
     秋になり森に足を運ぶこと3回目。今日は、ようやくエゾリスと会うことができました。








    森の中にヤチダマの古木が佇む、樹洞はエゾリスの住み家。
          エゾリスの体長は20cm、尾の長さ20cmほどの小さなリスです。



  エゾリスの好物はオニグルミ。両手で上手につかみ、前歯で殻をこじ開け中の実を食べる。
         オニグルミの殻をかみ砕く音が、森の中に響き渡ります。








   別名は木ネズミ。巧みに樹木の幹を垂直に昇り降り。
       さらに、木々の枝に飛び移り森の中を駆け巡る。エゾリスは森の忍者です。





    エゾリスから、5メートルほど離れての撮影。
          不動の姿勢で
カメラを構える当方に警戒心よりも興味深々。



  エゾリスは冬眠しません。
      今、茶系の夏毛から 冬用のグレーに衣替え中。新調した毛皮を纏い冬を越します。

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幻日の朝景色

2020年11月06日 | 室蘭の景色



     快晴の夜明け空、日の出から僅かな時間帯。
         薄雲がたなびく東の空、朝日と離れた水平方向に幻日が輝く。







          撮影時の気温は10℃。今の時期にしては暖かな朝。



       カケス、今朝の早起き鳥。
          周辺の静寂を突き破る、強烈なさえずりが響き渡る。
             ミズナラのドングリを嘴に・・・初めて目にする光景。


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小春日

2020年11月04日 | 室蘭の景色


   
  今朝のTVニュースでは、道内の日本海方面や内陸部では積雪を観測。
     さらに、当地でも昨夜の未明、平年より5日ほど遅い初雪が降りました。

       季節は晩秋と初冬の狭間。画像は前日の3日、穏やかさ溢れる近郊の風景です。







       牧草地 沿いの雑木林、紅葉した樹々の葉が 秋の陽射しに照らされる。









   全く人の手が加わらない自然林。
      ヤマモミジ・カエデ・ミズナラ、後は名の知らない木々が
紅葉の真っ只中です
 

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朝撮りの風景

2020年11月01日 | 室蘭の景色



 家から車で走る事15分ほど、室蘭岳の裾野に広がる牧草地帯からの朝景色です。
  撮影地点の標高は約160m、気温は平地と比べて1℃ほど低い6℃。
今の時期は、牧草地の
  緑色と周辺の景色との対比が際立つ。秋の深まりを感じる一コマです。








 ベニマシコ、偶然の遭遇‼ 枯草に止まる。車を止め車内からの撮影でした。
   初夏、本州方面から繁殖のため道内に飛来。晩秋の頃になると、再び本州方面に渡る夏鳥。
   草の種が好物、オオハンゴンソウの枯れ茎に止まり種を夢中で食べるベニマシコの♂です。












    このところ、朝の気温が下がり一桁台。
        朝日が射し込む雑木林の中。樹々の紅葉が一挙に進み始める。

コメント (4)
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