ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

検証~パルミジャーノ・レジアーノ

2014年07月24日 | チーズの話

Photo いよいよ明日、クアトロに新着のパルミジャーが届く。
クアトロ開店以来15代目のパルミジャーノ。
そのパルミジャーノのハーフカットはクアトロの入口に置かれ、その中でパスタを和える。
クアトロの看板メニューのひとつで、パルミジャーノのペンネとパルミジャーノのリゾットというメニューになる。
旨味のかたまりのパルミジャーノはパスタだけでなく色々な料理に活躍するのだが、イタリアの法律でパルマ市とレッチーノ市の決められた地域で決められた作り方をしないと、その名前を名乗れない。
その法律を作られたのは1955年、クアトロの父とこれも同い年だ。
チーズの回りに刻印をして、その品質を保証する。
生産量も調整され、作りすぎたものは出荷調整する。
出荷できない業者は資金繰りにこまるので銀行が預かる制度が出来たようだ。
パルミジャーノを銀行へもっていくとお金を貸してくれるという話はこういったところからくるのだろう。
60年の歴史を持つパルミジャーノの法律に守られた味をクアトロで堪能していただきたい。
初めは、パスタを入れる穴を小さく作る。
その掘り出されたパルミの中心部分は、とてもしっとりとしていて特別に美味しい。
ワインや日本酒とともに楽しむと格別。
このパルミの中心部分をクアトロはパルミの宝石と呼ぶが、これは早い者勝ちで経験出来る。

コメント
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