悪人たちを痛めつけるのに、そろそろ飽きてきた。
(ご老公)「助さん、格さんもういいでしょう」
もっと早くに印籠を出しておけば怪我人も少なくて済んだものである。
(格さん)「静まれい!静まれ」
印籠を出すのは格さんの役目である。
(格さん)「この紋所が目に、入らぬか!」
(格さん)「こちらにおわすお方をどなたと心得る!畏れ多くも先の副将軍、水戸光圀公にあらせられるぞ!」
(助さん)「一同、ご老公の御前である。頭が高い、控えおろう!」
(悪人たち)「恐れ入ってございます」
悪人どもはひれ伏すのであった。
(ご老公)「かっかっか」
悦にいるご老公である。
クアトロのグルメたちは、いつもの魚のカルパッチョだけではそろそろ飽きてきた。
(クアトロの父)「スタさん、ママさんもういいでしょう」
(スタさん)「静まれい!静まれ」
(スタさん)「このトゲトゲが目に、入らぬか!」
(ママさん)「このトゲトゲをなんと心得る!畏れ多くも北海道産紫ウニ公にあらせられるぞ!」
(スタさん)「一同、紫ウニ公の御前である。頭が高い、控えおろう!」
(グルメたち)「恐れ入ってございます。これは食べたいでござる」
グルメたちはこの紫ウニにひれ伏すのであった。
(クアトロの父)「かっかっか」
悦にいるクアトロの父である。
殻付き紫ウニ、クアトロにお忍びで入荷!