20年目に突入したクアトロ。
20年目も好評のクアトロのドルチェを紹介しよう。
クアトロのドルチェの中にクアトロの父の作る「ヨーグルト・チーズケーキ」、クアトロのママの作る「ティラミス」、クアトロの嫁が作る「バスク風チーズケーキ」がある。
クアトロのデザートは三者の競演である。
クアトロの父の作る「ヨーグルト・チーズケーキ」は、どのようなものだろう。
牛乳を加熱して作るリコッタチーズというのがある。
このリコッタチーズをもとに作ったものが、クアトロの父のヨーグルト・チーズケーキ。
ヨーグルトも加わってとてもヘルシーなチーズケーキ。
しかもこのリコッタチーズとヨーグルトには美肌効果があるとか。
そこで、クアトロのチーズケーキが好きな人は美人が多いと云う説があるとかないとか。
次に、クアトロのママが作る「ティラミス」は、どのようなものだろう。
ティラミスの語源は“Tirami su!”ティラミ・ス=わたしを引き上げて。
わたしを引き上げてが転じて、わたしを元気にしてという意味になる。
スポンジ生地にエスプレッソコーヒーとエスプレッソ・リキュールを染みこませ、クリームチーズの女王とマスカルポーネから作ったデザート。
コーヒーの苦みをマスカルポーネの優しい甘みが包み込む。
食べる人を元気にしてくれる効能があるのがティラミス。
クアトロで今ブレークしているドルチェ、クアトロの嫁の作る「バスク風チーズケーキ」は、どのようなものだろう。
バスクとは、スペインの美食の町だが、このバスクへ行ってお店でバスク風チーズケーキを注文しても、このケーキは食べられない。
ナポリに行ってナポリタンを注文するようなものだ。
バスクにある一軒のお店が提供したベイクドチーズケーキが評判で、日本でマネをしてヒットしたケーキである。
表面を焦がして、中はしっとりとしたベイクドチーズケーキである。
そして、その焦げ目も美味しい。
シェフのいとこのパティシエがこのバスク風チーズケーキのレシピをクアトロの嫁に伝授したものだ。
20年目のクアトロ、ドルチェの競演をお楽しみあれ。