“歓びのトスカーナ”、自粛のクアトロ

クアトロの父は、イタリア映画とイタリアを舞台にした映画をネット配信でむさぼる日々はつづく。
先日は「歓びのトスカーナ」を観る。
トスカーナの観光映画のようなタイトルだが、舞台がトスカーナなだけで、内容に大きな関連はない。
精神を病んでいた二人の女性が自由を求めて施設を脱走する。
「わたしたち何を探しているの」
「幸せをほんの少し」
常にしゃべりつづけるベアトリーチェ、課目に自分の殻にこもるドナテッラ、やがて二人の固い友情が芽生えて行く。
傑作ロードムービー。
クアトロも小さな幸せが欲しかっただけなのに、またもや“まん防”で自粛の日々。
営業時間は、夜７時ラストオーダー、７時５０分閉店。
アルコール類の提供は夜７時まで、グループで来店の折りは２人までしかお酒が飲めないなど、色々と制約される。
それでも、アルコールをまったく提供できないわけではないのだから、美味しい料理に、料理を引き立てるお酒を選ぶ楽しみを見つけよう。
「わたしたち何を探しているの」
「幸せをほんの少し」

※毎週、火曜日の夜と水曜日のクアトロはお休みになります。